10/1/2023, 12:26:03 PM
予定の空いた日曜日のたそがれ。
空いた、というより断られたんだけど。
誘ったのは君なのに。
なんとなく勉強をして、暇になったこの時間。
公園では子供たちが楽しそうに遊んでいる。
よそ行きの服に着替えて玄関を出た。
夕日が綺麗に映っていた。
ドタキャンされたのもよかったかもしれない。
9/30/2023, 1:57:00 PM
きっと明日も今日と変わらない日が来るんだろうな。
十月が始まっても私はきっと変われない。
9/29/2023, 2:13:23 PM
静寂に包まれた部屋。
幼なじみが寝ている部屋とは対照的に外では雷鳴と雨。
きっとこの雷を見たら怖がるだろうからカーテンを閉める。そっと頭を撫でた。
しばらくしてから君が起きた。
「おはよ、起きた?」
「うん」
いつもより低い掠れ気味の声。
「外、雷?」
不安げに小さな子供が問いかけるように、私に尋ねた。
「雷鳴ってるよ。大丈夫だからね。」
ベッドの上から動けない君。その背中を優しくさする。
ゴロゴロと空が轟いて、稲妻が走る。
「雷やだ、ごめんなさい」
「なんにも悪いことしてないよ、大丈夫。」
今日は過去を思い出すのが早かったみたいだ。
君はしきりにごめんなさいと呟いている。
「大丈夫、大丈夫だから。」
君の過去を知っていて何も出来ない自分が嫌になる。
君の瞳に映りきれない無力な自分が。
こんな考えを打ち消すように立ち上がり、キッチンに向かう。
「あったかい紅茶あるけど飲む?」
怯えながら小さく頷いた。
「作ってくるから待っててね」
この時間くらいは楽にさせてあげたい。
9/28/2023, 12:31:03 PM
別れ際に好きなんて言わないでよ。
もっと一緒にいたくなるじゃん。
9/25/2023, 8:48:19 AM
形のないものを大切にって散々聞いた。
それならどうしたら大切にできるのか教えてよ。