1件のLINE
放置していた
気付けば3本のLINEが入っていた
・・・・ Ⅲ adidas からだった。
目が醒めると
恐るべき事に 明日だったはずの 明日
が なんと 今日 になっているではありませんか!
今日だったはずの 今日 が 昨日 に!
ほんの少し 目を閉じていただけじゃないか それなのになぜ こんな事がおこるんだ?
あんなに苦労して、辛い思いをやり遂げ、束の間の休息をとろうとしただけなのに
あっという間に 残酷にも 更にもっと大変な 明日が 今日に なってしまっていたではありませんか!
どうにかならないでしょうか?
・・・・誰か 助けてーーーー!!!
最近じゃぁ俺の日本語も
中々板に付いてきて
「日本人並みになってきたなぁ」
なんて言われる
少なくとも日本での日常生活レベルならどーにかなるように成ってきた
ペラペラ とまではいってないがな?
当たり前だ!
俺は日本語しか喋れない
ただの日本人だ
俺の当たり前
いつの間にか迷い込んだ
真っ暗闇の峠道
曇っている様で真っ黒の木々と真っ黒の空の境目がわからない
ハイビームの映し出す明る目な真っ黒い木々と路面、そしてインストゥルメントパネルの光とそれを反射するウインドーガラスだけの世界で、いつもよりけたたましいエキゾーストノートに思考を掻き消され、延々と登り続けていたはずのワインディングロードはいつの間にか更に暗黒化を増す下り坂
もうこの闇からは絶対に抜け出せないのでは無いのか?
このままこの道は地獄の底へと・・・・
それ以外の選択肢を持たぬ一本道
怖い、心の底から震え上がる思い
どこかUターン出来る場所で引き返そう
・・・そんな気持ちと裏腹にスピードはドンドン増していく! 怖い怖い!
タイヤのスキール音が止まらない!
何度もスピンしかけては反射的にカウンターステアを当てて立て直す、俺はいつの間にこんなドライビングスキルを身に付けたのだろう? いや、そんなに俺の運転が上手い筈はない!
やはり地獄へと導かれているからだ!
・・・・・・すると突然!暗黒の視界が開けた
いよいよ地獄の入口か?
・・・・いや、違う、
宝石の輝きの如く美しい
街の明かり だ!
俺は ほっとするのと同時に
何故か、恐ろしく落胆した
勾配もなだらかに、道幅も広がり
自然とアクセルを踏む足の力も抜けた
・・・・・・・・
だけどこの失意は何だろう?
何故 俺はこんなにガッカリしているのだろう?
いつの間にか 街の明かりを薄めながら
空が白んできていた。
タナボタ NG! タナバタ
梅雨ただ中のこの時期に なぜわざわざ
一年に一度しか無いデートチャンスを設定されたのか? も少し雨の確率少ない時期のお祀りにしたら良かったのに・・・・なんて思うの俺だけか?
でも、まぁ今年は幸い?熱中症警戒アラートのガンガンの日照りな晴天
天の川も干上がって無いか?
笹の葉サラサラ 短冊に 書いてやった
『暑過ぎる』
HAPPY 七夕