叶わないもの
̶君̶と̶見̶た̶虹̶2025/02/22
ふもとで待っている かもしれない
自分ではないひとのこと それでいい
それがいい と思っている
ほんとうは
自分のことも待っていてほしかった
待たなくていい さみしいけど
そのひとと渡ってほしい
虹の橋…終の訪れた魂が辿り着き 待つ場所
星ならいい
あるいは魂
夜空を駆ける2025/02/22
どちらもみえない
輝き駆け続けてしまうもの 終が訪れたもの
どちらもみえなくていい
駆け続けることを願うのは 星への負担
終の訪れたものとの再会は 非現実
自らが駆けられるならよかった
星と成ったあと 魂と成って夜空を
2025/02/22/19:22追記
しまっておく
ひそかな想い2025/02/21
迷惑をかけたくない
誰にもなれなかったもの 自分にも
なにものにも ではなくて 自分もない
あなたは誰2025/02/20
名乗れたらよかった
自分で自分に名をつける
それすら楽しく感じていた 瞬間があった
時と共にうつろって 見えなくなるほど
揺らいでいった
よりよい自己の殺し方 を繰り返し
希薄を極めて 透明 になっていた
ここに来る すこしまえ まで
それを今更 多少変えたくなった
理由 刻限が近い気がした 生の
そのまま消えてもいい存在 理解している
どうせなら したことがない事をしてみたい
生あるうちに だから来た
人の生を歩んだ気はしない
人名は名乗れない
マイナスだけが加算されるような生だった
どうせならプラスがいい だからそうした
自分の書き出す心と言葉
それがプラスかどうかはわからない
あまりいやなことは書きたくない と思う
それが自分
ここにいる 多くの方 のように
人らしい 心と言葉 人として 生を歩む者
とは成れないものなので
学がない 学びがない 浅はかで
薄っぺらい 人語を模した 無価値な駄文
自分の心の表し方 未熟な言葉の選定が
不快に感じられたら 申し訳なく思います
だからこそ 人らしい人 の言葉が好きです
それを読みたい 読めると嬉しく思います
読ませてくださり ありがとうございます
沈殿 あるいは 霧散する 意識の中に
伝えなかったままの言葉が至るもの
手紙の行方2025/02/19
したためて 送れなかった 手紙やメールは
心や脳に留められ 分類されていく
言い出せないほど重くなる それか
言わなくてもいいと思うほど軽くなる両極端
だから言える自分が在る内は
感謝や謝罪 好意など
云いたい時に伝えたい
自分の言葉で相手の心を傷ませないかどうか
独りよがりではないか 言葉選びは難しい
言葉を交わすこと 言葉を送ること
どちらも不得手なものだから
多くのことを気にしてしまう
すぐには言えない場合も多い
それでも伝えることを心掛けている と思う
伝える側 伝えられる側
どちらも有限の身で生きている
互いが互いの言葉に耳目を傾けられるのは
限られた期日まで の場合が多い
それはみえないものでもある
互いの期限 に到達するまえに 伝えたい
と自分は思う