頑張って生きる一般人さん。

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5/1/2023, 4:08:43 PM

空から雨じゃなくて、色とりどりの飴が降ってきた。

メルヘンチックに考えれば、なんだか素敵な感じ。

現実的に考えれば、痛いって真っ先に思うだろうね。

でも、この一粒を食べて笑顔になる人は、世界中にたくさんいると思う。

カチコチに働かなくなった頭には、ちゃんと甘味を摂らなきゃ。

……その上で、色々なことを考えなきゃ、悲しみや苦しみばかりが大きくなってしまうよ。

〜カラフル〜

4/30/2023, 9:34:47 PM

大好きなあなたと一緒のときを過ごせるのなら、
いつでも楽園。

大好きなあなたと一緒にいる空間なら、
どこでも楽園。

〜楽園〜

4/29/2023, 3:59:08 PM

ふわり、ふわりと空を飛んでみたい。

みんなよりもずっと高い位置で、自分たちが暮らしている街を見てみたい。

あとは純粋に、自由気ままに空を飛んでみたいってのもある。

風に乗って、高く高く舞い上がっていく。

……あぁ、どんな感じなんだろう。

とにかく、飛んでみたい。

夢でもいいから。

〜風に乗って〜

4/28/2023, 3:42:02 PM

そっと目を閉じた刹那。

ふと、脳裏に過ぎるのは、あなたの素敵な笑顔。
たくさんの喜怒哀楽の思い出。
ふんわりと香る、甘い香水の匂いが好きだった。
大きな手で、私と手を繋いでくれた時も、
広い背中におぶってもらった時も、
全部全部が大好き。

この最期まで、一緒にいられて良かった。
ぎゅっと手を握りしめてくれて嬉しい。
他の人に目移りしないでね?
私だってしないんだから。絶対。

いっぱいの愛情を全身に、今私は新たな世界へ旅立つ。

〜刹那〜

4/27/2023, 3:26:00 PM

「私に生きる意味なんてないよ」

 幼なじみの彼女はヘラヘラと笑いながら言った。それは僕がちょうど昼食を食べているとき。周りがガヤガヤしていたのに対して、その言葉だけはハッキリと聞こえた。「どうして」と、問いかけてみる。すると、牛乳の紙パックを片手に、話し始めた。

「自分が、分からなくなっちゃったんだ」
「自分が……分からなくなった?」
「そう。この先の行く末を見いだせないの。ほら、私達もう高三じゃん?なんかさー、特にやりたいことがないって言うか」
「そんなの、今からでも見つければいいじゃないか」
「んー、言っちゃ悪いけど、面倒くさい。なんならまだ、消えた方がマシな気がする。どうせ、最後にはみんないなくなるんだから」

 ね、生きる意味なんて無いでしょ、と屈託のない笑みを浮かべる。僕はその笑顔を見て、何だか裏がある気がしたけど、何も言い出せなかった。

〜生きる意味〜

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