〈君〉と出会った日から随分と時間が経った
たくさんの思い出も昨日のように話せるよ
__にとって〈君〉はかけがえのない
大切な人だ
例え〈君〉からは見えなくても
隣で見守っているからね
凪沙レイ
〈君〉のことを、もっと知りたい
そう言ってくれた〈君〉
初めて出会ったあの日から
__にとって忘れられない〈大切な人〉になった
ずっと過ごしてきた
〈君〉の隣で。
でも何度も新しく知る〈君〉の一面
__は〈君〉とずっと過ごしても
知らないことがいっぱいあることを知った
「もっと〈君〉のことを知っておけば良かった」
そんな後悔のないようにしたい
見たかったあの景色を
一緒に見に行こう。
凪沙レイ
__早朝の静けさが好き
…毎日が始まる感じがするから
朝が来ることで今日も生きてると感じる
おはようからおやすみまで
毎日が過ごせるだけで嬉しくおもう
何気なく通った路に
ふ、と見上げたそらに
どんな景色が待っている?
静かなときこそ
落ち着いているときにしか
見えないものもたくさんあるだろう。
そんな〈平穏な日常〉が
凪沙レイ
「_______。」
なんて言ったんだろう
最期の言葉くらいききたかったな…
ばいばい、______。
硝煙の匂いと爆発音が絶えないこの地では
歴史に刻まれるであろう戦いが続いていた。
私も兵士として毎日戦っている。
「___を守るため」
そう言い聞かせて毎日過ごしているけど、
体力も心も疲労が溜まっていた。
だからこそ油断してたのだろう
爆発したときの防御が緩くなってしまった
爆風や飛んできた破片が自分の体にダメージを与えた。
自分の原因で自分が被害を受けるだけならどれほど良かったか。
目を開けた時、目の前には自分に覆い被さる〈大切な君〉がいた
自分を守ってくれていたのだ
〈君〉は息をしていた。
でも、誰が見ても助からないと思うくらいの怪我だった
〈君〉を置いては行けない
そう思っていても現実は…
〈君〉を守りたかったんだ
でも守ってもらってこのザマだ。
〈君〉の脈が弱くなっている
救護をしてもらわないとダメだと動きだす
でも〈君〉は目を少し開けて微笑んだ
あぁ…言いたいことは伝わったよ。
そう思って笑った。
ずっと隣で支え合ってきた〈君〉には伝わっている。
…でも気持ちに反して涙が溢れてきそうになる
ちゃんと笑って送り出そうと思っているのにな、
とびっきりの笑顔をして〈君〉を見た
涙が頬を伝ったそれが最期に感じた熱だった
凪沙レイ