ひらりはらりと桜が散る
花びらが雨のように降り
君は笑顔でそこに佇む
もう学生服を着た君と話せるのもこれが最後
僕は君に想いを伝えたい
言葉を発しようとしても、なかなか発せず
口から出る息が花びらと共に落ちる
君は僕の支えだった
太陽みたいに明るい人
たった一言…それさえ言えない僕は
きっと君にはふさわしくない
嫌な別れをするぐらいなら
君は無知のまま僕と友達としてさよならをしてくれ
この想いを知らぬまま
僕よりふさわしい人を見つけて
一生を遂げてくれ
"卒業おめでとう"
僕にはこれしか言えない
さよなら愛しき人

私を呼ぶ声は誰？
暗闇から私を救ってくれるのは
迷ってる私を導いてくれるのは
優しく私を呼ぶ声はどこから聴こえるの
貴方は誰なの
貴方のおかげで私はここまで来れたのよ
どうか姿を現して
姿を現したら消えてしまうなら
声だけで私をずっと導いて
暗闇から私を救い出して
もう貴方なしでは私は生きていけないの

春の芽吹き
雪が溶けだし芽が生え出す
卒業の時期になり
在籍していた学校から巣立ち
新たな世界へ羽ばたく
また会えると信じて
別れの挨拶を済ませる
皆で写真を撮り
歳をとった時に思い出す
まだ世界を知らない僕は
期待よりも不安が大きい
まだ大人になりたくないと思うけど
時の流れは止められない
自分で止めないように
頑張りすぎずに生きていこう

冷房の冷気で寒かった時
ジャージを貸してくれたあの人
あの日の温もりは絶対に忘れないよ

家の猫ちゃんが日向ぼっこしてる

so cute！