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11/12/2022, 4:02:17 AM

「 残念ながら。貴方はもう、__ 」

飛べない、

そう言われた。



私は、とある普通の女子高校生だ。

けれどそんな私でも少し自慢出来る事がある。

それは、部活であるバレーの出来だ。

沢山の選手が居る県大会場でも、

優良な選手 10人中の1人として、

名を出して貰った程だ。

私はこれからもバレーを続けていくのだろう、

そして、もし恵まれればプロにだって __

そう思っていた。

それに、今自分がこうして普通に飛べている事を

少しも疑っていなかった。


そうして迎えた高校での最後の大会。

つまり三年生である私達の、引退試合。

いつもの様に 飛んで、飛んで

たっくさん点入れて。

今までのどの試合よりも調子が良い様に思えた。



でも。人は調子が良い程、やっぱり油断してしまう。

こんな事、誰も予想すらしなかっただろう。



丁度2セット目の後半。

このセットを取ったら、私達の勝ち。

現在は 21対16で、私達の優勢。

そんな時、相手側のトスが乱れ、

丁度、ボールがネット真上にさしかかった。

今のローテーションだと、前衛の中で、

一番身長が高いのは私1人。


私が叩く、


仲間の 行け!叩け!。

そんな言葉にも背中を押されながら、


飛んだ。


勿論、相手選手もボール目掛けて飛んで来た。

しかし相手はガタイも身長も、

私より優れていなかったからか、

私が少しぼん、と叩いただけで

ボールは相手コートに落ちた。


まって、やば っ……



だけど、私は体制が保てず、

そのまま尻から落ちた。

瞬間、腰に激痛が走った。

仲間が歩み寄ってくる


大丈夫?!立てる?


そんな声が何処からともなく聞こえてくる。

いや立てない。何この痛み



結果、私は仲間によってコート外に出され

救急車両で会場から1番近い病院に運んでもらった。




気づいたら、ベットで寝ていた。

辺りを見渡す。

ピンク色のカーテン。医療用ベット。車椅子。

ここは病院内だろうか。



そんな事より、大会は?

早く行かなきゃ


そう思い、足を起かそうとした。

……あれ。感覚が、ない


そう感覚が全く無いのだ。

え、どういう事なの、

さっきまでの異様な落ち着きは嘘みたいに

今はとても動揺している。

え?え??

頭が真っ白になり掛けている時、


失礼します、


白い服を来た男の人がカーテンを開けて入ってきた。

ここが病院内だと仮定するならば、この人は先生だろうか。


私は、とっさに口を開いていた。


あの、足に、感覚が、無いんですけど、

ど、どういう事ですか?

やっぱり何か、… 怪我、とかですか?


しどろもどろになりながら。



すると、その男の人はやっと口を開いた。 


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【#飛べない翼 フィクション】


11/6/2022, 7:56:02 AM

僕を見つけてくれてありがとう。

僕はミニ小説を書くのが好きなんた。

まだまだ文章力の欠片も無いけれど

一生懸命書くから、是非見てね