「二人ぼっち」
暗い夜の中、二人。
街灯に照らされながら歩く。
こんな事しているとこの世界には
僕と君以外いないように思うようにもなる。
..............いっそ、
いっそこの世界には僕と君以外いらない。
そう思ってしまった。
こんな世界の理不尽や不条理を全て消して、
君と二人。
そんな妄想をしながらまた、歩き出す。
そうだ。そんな妄想しなくても、
この時間は僕と君だけの物だ。
"二人ぼっち"
このまま二人は幸せに生きましょう?
「夢が醒める前に」
今は凄い幸せだ。
美味しいご飯も食べられて、
友達と笑ったり泣いたり怒ったりして、
自分で言う事では無いのかもしれないが
今は世界一
いや、宇宙一と言える位
本当に幸せなのだ。
もしこれが夢で...
「起きたら全部嘘でした。」
そう言われても納得出来てしまう
それくらい幸せで、
でもこれは夢なんかではなくて、
でも夢じゃないならいつかこの幸せな時間が
終わってしまうのだろうか?
.......そんなの嫌だ。
そうだ、この幸せが続くように、
"夢が醒める前に"
一生の眠りに着こう、
そうしたらずっと"幸せ"だね。
「胸が高鳴る」
明日は私が推してる子の初ライブ!
私は大きなネットの海に誕生した頃から
ずっとその子を推し続けている。
勿論、冷め期や推し変、その子の炎上など
色々体験してきた。
それでも必ず私が戻る先は
"君"でした。
そんな君の初ライブ。
ほんっとに胸が高鳴るなぁ...
「不条理」
この世界は本当に不条理だ、
どうして彼女が殺人に遭わなければならなかったのだ?
彼女は何も悪い事なんてしていないのに。
いつもと同じように買い物をし、
何気ない会話をし、
同じような日常を送っていただけなのに。
どうして?どうして、どうして¿
嗚呼、この世界は本当に"不条理"だ。
「不条理」2
お前天才じゃん!
そんな言葉を簡単に投げかけてくる生徒達
自分でも分かる、悪気は無いのだろう。
ただ本当にそう思ったからそう口走るのだろう、
だが、日々の努力を全て"天才"とだけで
片付けられるこっちの気持ちになった事はあるのか?
こんなの天才じゃない。
生まれた頃から持ってた物なんかじゃない。
毎日毎日の努力の積み重ねを...
こんなの"不条理"だ。
「泣かないよ」
私は何があっても泣かない。
何故ならもう亡き彼と約束したからだ
亡くなる前に彼は私に言ったのだ。
「君は笑ってる顔が1番似合ってる。だから泣かないで」
私はその約束を守る為、彼が亡くなる瞬間までも
泣かずに笑顔でいた。
けれど、周りからは蔑むような眼で見られた。
それでも私は笑う、それが彼との約束だから。
どんな事があったとしても...
私は"泣かないよ"。