誇らしさ
人を見る目が悪い人がいる。
自分が悪いと思ってないからその角度で他人に共感を求めて自分を正当化している。
全然、誇らしくね〜!
夜の海
母方の兄が漁師をしていて、夏休みになるとおじさんの家に泊まり、漁を手伝うのが子供の頃の日課だった。
夜半、船に乗り込み、波が船に当たる音だけが響く。
おじさんは、船上で夜の海の体験話をポツリポツリと聴かせてくれた。海の上での出来事。怖い話をしてくれるけど、不思議と怖くなかった。
おじさんは海の上の全ての出来事を受け入れて仕事をしている感じがしたから。自分も怖がらず取り組めた。
高校生くらいになると、部活も忙しく、手伝える回数が減り大人になると全く行く機会がなくなってしまった。今、夜の海を想像すると、恐怖しか残っていない。
「心の栄養」
処方箋が出ましたので、お受け取りください。
壁ドン 3回分
おつかれの時、必ず憧れの人にやってもらいましょう。
一回の壁ドンから、次の壁ドンまでは8時間ほどあけましょう。効果が薄くなります。
君の奏でる音楽
おはよう
君が爽やかに声をかけてくれるから
心臓がビートを打ち始める
気持が高揚し、
君のテンポを欲しがっている
君の背中を追いかける
君とすれ違う人はみんな笑顔で
ハイタッチにボディタッチも
君の奏でる音楽は
カラフルでパワフル
パワフルじゃない時はどんな感じなの?
きっと、どんなメロディーでも
私は聞き入ってしまう
夏休みが始まった。
毎日君に会えないのは寂しいけど、たまにクラブの時間帯が同じで会える日は、嬉しくて仕方がなかった。帰り道も少し遠回りして、君の家の方へ行き、君に気づいて欲しかったから、友達とはしゃいで大きな声を出したりして。
でももう、4日も会えてない。私のパワータンクモ底をつきそうで点滅してる。会いたい。クラブも無かったので、私服で自転車に乗って一人学校に行ってみた。調度、部活終わりの君が談笑しながら出てきた。
笑顔が眩しくて、かっこいい。今日は、友達もいない。恥ずかしてくて話しかけられない。被っていた麦わら帽子て顔を隠しながら自転車を漕いで通り過ぎる。網目から太陽が差し込んでくる。少しおいて自転車を止めて深呼吸。ドキドキが止まらない!