届かぬ想い
リアコって可哀想だよね。
絶対に届かない癖にハマっちゃうんだから。
まあ、それは私なのだけど。
いつかこの想いに応えてくれる日が来ますように。
あいもやでー
神様へ
神がいるのなら私は問いたい。
何故人間はこんなにも醜いのだろうか。
どうして私はこんなにも無能なのだろうか。
生きる意味とはなにか。
あいもやでー
快晴
「今日はとっても晴れてるね」
彼女が言った。まさかこんな会話が最後の言葉とは思っても見なかった。
それから一年後、彼女が亡くなってから一年が経つ。私は一人呟いた。
「なんで…今日も晴れなんだ……」
私は彼女の言葉を思い出した。すると、急に涙が出てきた。私は涙をぬぐい、お墓に花束を置くと、
「すぐにそっちに行くからね」
と言い、学校の屋上へ向かった。
あいもやでー
これからも、ずっと
「ねえ、これで私たちずっと一緒だね♡」
彼女は死体に話しかけた。
あいもやでー
君の目を見つめると
私は最近ストーカーにあっている。夜道では視線がするし、外出する時も視線がする。私はストーカーを捕まえる為に少し罠をかけてみた。すると引っかかってくれて、私が質問をした。
「どうしてこんな事してるの?」
彼は私の目を見て答えた。
「君のーーが好きなんだ」
私は何で言われたかわからなかったが、
「私が好きなら付き合おう?」
と言った。彼は驚いた様に言った。
「良いの!?」
私は笑顔で答えた。
「うん!良いよ」
彼はもうストーカーをしないと認めると、私の目が欲しいと言った。
「…え?もう一回言って?」
彼はニコニコ笑いながら言った。
「だから、君の眼球が欲しいんだ」
私はすぐに逃げようとした。だが彼に捕まり、片目を取られた。彼は言っていた。
「君の目を見つめると、何故か感情が抑えられないんだ」
あいもやでー