麦わら帽子
夏を教えてくれるもの
宝探しの相棒
終点
終わりがわからないのは
本当に怖い
わかればいいのに、と
いつも思っている
でも、生きていると
終わらないでって思う時があるのだ
そしてそういう時に
終わりがあることを苦しく思うし
終わりがあるからこそ輝くものがあると知る
上手くいかなくたっていい
器用でも
要領がいいわけでもないのに
何でも上手にやろうとしてしまう
歳を重ねるごとに
自分には何ができて何ができないのか
少しずつ理解はしてきているつもりだけれども
それでもやっぱり
出来もしない「完璧」に
こだわっている自分がいるし
上手く出来ない自分に
イライラしたりする
ただここ数年は
自分にガッカリしたり落ち込んだりする反面
まぁ、そういう日もある、と
自分に言い聞かせることもできるようになってきた
上手くやるのは難しいくせに
諦めるのも難しい
だから、せめて
上手くいってもいかなくても
そんな日もある、と受けとめて
さらっと流せるようになりたいなと思う
喋よ花よ
蝶よ花よと甘やかされるのは
嫌いじゃないけど
蝶よ花よと甘やかすのも
嫌いじゃない
最初から決まってた
目に見えないものはあると思ってる
人間には遠く及ばないものがこの世にはたくさんあるし
人が認識できるものなんて世界のほんの少しなんだと思う
スピリチュアル的なものではなく
実際に酸素とか、紫外線とか
そういうものは目に見えない
でも確かにあるのだ
人間が頭を駆使したから認識できるようになった
まだ認識できていないものもたくさんあると思う
認識できてないもののほうがの多いかもしれない
だから
人間の一生が何かに決められているとしても
おかしくはない気がする
全員が生まれたら死ぬと決められている時点で
まずひとつ決められているわけだし
最初から決まっているのだとしたら
なるようにしかならないんだろうな
人間が選ぶものなんて
せいぜいそこに行くまでの過程なのかもしれない
決まっているのはラクで
でも少しだけ苦しいなって思う