6/15/2024, 11:29:45 AM
仕事の合間に友達から電話が来た。
「オレ好きなシリーズ本あってさー、
もう家に5巻あるのよね笑
『詐欺に注意!』っていう本なんだけど
めっちゃおもろいんよ笑笑
しかも結構高いんだよね~。
でもあと少しで6巻目出るっぽいから楽しみだわー。」
完全に騙されてやがるなこいつ。
ってか詐欺喚起のシリーズ本ってなんだよ。
「おいおい!それ完璧詐欺だろ?笑」
その本について一番詳しい俺はニヤリと笑った。
仕事が捗りそうだ。
6/13/2024, 2:02:46 PM
「赤い紫陽花の下には死体が埋まっている。」
記憶が蘇る。
――俺が死んだら、埋めてくれ。
そして紫陽花を植えてくれ。
数年前に双子の兄が放った言葉だ。
オレとは違って兄は皆に好かれていた。
許せなかった。
オレは兄を殺した。
周りはオレが死んだと思った。
今度はオレが好かれる番だ。
「にーちゃん。大嫌いだけど大好きだよ。」
紫陽花に向かって言い放った。
紫陽花は血のように赤く染まっていた。
6/12/2024, 10:31:11 AM
俺は立派な大人だ。
好き嫌いなんかするもんか。
「あっUFO!!」
テキトーな所を指差す。
おバカな友達は引っかかってくれる。
これでピーマンを食べずに済んだ。
俺は立派なオトナだ。
嫌いなことがバレなければないのと一緒だ。
6/9/2024, 10:15:30 AM
「んー…あぁもう朝か…」
日差しが眩しくてなかなか目を開けれない。
朝ってこんなに暖かかったか?
…いや違う。嫌な予感がする。
温かいのは股間周りだ。
やったか?23にして。
「トイレ行く夢見なきゃよかった…。」
俺が今感じている温もりは、
朝の温もりか、股間の温もりかは分からなかった。
6/5/2024, 11:05:06 AM
俺には誰にも言えない秘密がある。
浮気してることだ。
ここに書いたけど絶対に言うなよ?
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言うなっていったじゃん(´;ω;`)