『手ぶくろ』
友達と遊んでいると
「お前、そんな手ぶくろ持ってたっけ?」
「いいだろう。彼女からもらったんだ」
そう言うと友達は驚いた顔をした。
「え?お前そもそも彼女いたん?」
「あれ?言ってなかったっけ?最近できたんだよ」
「まじかよ〜俺も彼女欲し〜」
少し友達は悔しいそうに言った。
彼女とは最近、付き合い始めた。
彼女はひかえめな性格で、あまり向こうから連絡もこない。
そんな彼女がこの前のクリスマスでこの手ぶくろをくれた。
俺は嬉しかった。
俺のために考えて、プレゼントをくれたことが。
そこで俺は一生大切にしたいと決めた。
氷雅
『変わらないものはない』
もう2024年も終わる。
早いような。遅いような。
思い返してみれば色々あった。
1年あれば人間は変われる。
いや、変わらないものはない。
何かしら変わっている。
1年前できなかったこと。
今はどうだろうか。
きっと1年前よりも少しはできるようになっているだろう。
だから2024年、自分ができなかったこと。
それを次は2025年の年末までにできるようにする。
人間は変われる。
変わらないものはない。
氷雅
『クリスマスの過ごし方』
みんなはクリスマスどのように過ごすのだろうか。
家で。遊んで。出かけて。会社で。学校で。
友達の家で。
そしてクリスマスは誰と過ごすのだろうか。
一人。家族と。友達と。恋人と。
みんなそれぞれクリスマスの過ごし方は違う。
別に決まってなんかいない。
でも楽しく、笑顔で過ごしたい。
この、年に1回きりのクリスマスという日を。
遠くでクリスマスツリーが輝いている。
氷雅
『イブの夜』
早く明日にならないかな〜
サンタさん来てくれるかな?
プレゼントくれるかな?
プレゼントで頼んだゲーム。
早く遊びたいな。
全然寝れないよ。
でも寝ないとサンタさんが来ない…
早く寝たいのに寝れないよ……
氷雅
『寂しさ』
「一人で大丈夫?」
「うん!」
今日は初めて私一人でお留守番をする日!
ママがいなくても私、大丈夫だもんね!
「いい子にしてるのよ」
「うん!いってらっしゃい!」
さぁ何して遊ぼうかな!
私はママが出かけてからずっと遊んだ。
すると急に涙が出てきた。
それはママが出かけて少し経った時のことだった。
遊ぶのは楽しいのに。
「ママ…ママ…さみしいよ…早く帰ってきて…」
氷雅