『落ちていく』
あぁ。なんだろう。この感じ。
感じたことのない。感情。
誰か教えて。
なぜか胸が痛い。なぜか何も考えられない。
体はどこも悪くないのに。
あぁ。恋に落ちていく。
これが恋の病か……
氷雅
『夫婦』
紙は簡単に切れる。
しかし夫婦の絆は簡単には切れない。
それはお互いが認め合っているから。
お互いを信じているから。
どんなにつらいこと、嫌なことがあっても。
そばにいてくれる存在。
そんな人を大切にしなくてはいけない。
人生という名の物語を一緒にするパートナーなのだから。
氷雅
『どうすればいいの?』
涙が溢れ出てくる…
私の大切な人が亡くなった……
それは突然のことだった。
最初は理解が追いつかなかった。
理解をしようとしていくうちに涙が溢れ出た。
「どうして…?あなたがいなくなったら私…私はどうすればいいの…!」
私はずっと泣いた。夜も眠れなかった…
ある日のことだった。
部屋で泣いていると声が聞こえた。
「ごめんね…突然いなくなったりして。」
私は顔を上げた。
しかし誰もいない。
「泣かないで。あなたは強く生きて。あなたの思うように生きて。あなたを信じているよ。」
その言葉に私はまた涙を流した。
大切な人からの最後の言葉。
「そうだ…前を向かなきゃ。あの人を悲しませない人生を送るために…」
そして私は前に向かって進み始めた。
氷雅
『宝物』
私は子供の頃から内気な性格だ。
人と話すのが苦手で、いつも一人ぼっちだった。
しかしそれは高校生までの話。
こんな性格の私に優しく話しかけてくれた彼がいたから……
彼とはだんだん仲良くなり、その彼の前では普通の女の子でいられた。
そんな関係はずっと続いている。
そして私は一生の"宝物"を手に入れた。
氷雅
『キャンドル』
自分の興味を持てることは大切だ。
昔、僕はいじめられていた。
その当時はとてもつらく、学校に行きたくなかった。
親に相談しようとしてもなかなか言い出せない。
孤独だった。
そんな僕が興味を持った物があった。
それは読書だ。
本は僕を別の世界に連れて行ってくれる。
本を読んでいる時は孤独なんて感じなかった。
読書に出会う前は周りが暗かった。未来が見えなかった。
そして読書に出会うと僕の中で何かが変わった。
それは"キャンドル"に火が灯ったように。
周りが明るくなった気がした。
今まで見えなかった未来も見えるようになった。
どんなにつらくても自分の興味を持てる好きなことを探すことが大切だと僕は思う。
氷雅