椿灯夏

Open App
9/1/2024, 1:31:11 PM

お題《開けないLINE》


きっともうこれ以上傷つきたくなかった。


知りたくない言葉の森へ迷い込んだら、私は永遠にあなたを許せないでしょう。


もう、いいの。


私もあなたもこれ以上闇に落ちてゆくくらいなら、これが正解だ。


人の結ぶ世界は、いつだって綻ぶのは簡単。

8/31/2024, 11:50:19 PM

お題《不完全な僕》



足りない、足りなさは、これから埋めていくための旅にある。


さあ旅にでよう。



《自分》を創るための旅路へ。

8/28/2024, 10:50:46 AM

お題《突然の君の訪問》







それは暁が訪れ、春雷が花開いたよう。


運命なんて月並な言葉で踊らされ浮足立つ僕は、蝶かもしれないね。




8/27/2024, 10:42:03 AM

お題《雨に佇む》


神隠しの香りがする。


雨に混じって、心を麻痺させる。



永遠なのか、泡沫なのか。


悪夢なのか、希望なのか。


神隠しの香りは懐かしく、金木犀の香りによく似ている。あるいは雨の日の森の香りだろうか。ただどれともしっくりこない、正しくはない。




雨がしとしと降る。



誰も彼もが泡沫で、神隠しの呼び水のようにしか見えない。


8/25/2024, 3:31:47 PM

お題《向かい合わせ》



鏡から目を逸らす。


鏡が映すのは、いつも真実だから。






美しい夢を魅せてはくれない。


それでも、真実は美しい。





Next