Noel(不定期)

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10/24/2024, 10:14:17 AM

「行かないで」

遠くに行く君の背中を見つめながら、
無理矢理笑顔をつくる。

君から、
「そんなに辛そうな顔しないでよ」
なんて言われた。

でも、そういう君も辛そうな顔してるの、私は見てるよ

「ねぇ、本音言ってもいいかな?」

「うん。いいよ。」

「行かないで。」

4/18/2024, 12:21:22 PM

「無色の世界」

君がいなくなったその日から僕の世界から色が消えた。

君は僕を残して何処かへ行ってしまった。

許せない。

君は、金色の髪に青い瞳を持つとても素敵な人だった。

だけど、もうその色は消えてしまった。

後ろから肩を叩かれた。

「ねぇ。」

その髪は黄金のように綺麗で瞳はとても澄んだ青だった。

4/17/2024, 11:39:41 AM

「桜散る」

待望の桜の季節。

淡いピンク色の桜。

木からヒラヒラとフリルのように舞う桜。

桜が舞うと綺麗だけれど、寂しくもなってしまう。

桜が咲く頃。

色々な人と別れ。

桜の散る頃。

色々な人と出逢う。

桜は出逢いと別れの象徴だ。

桜が散った今。

来年の咲く桜をまた待っている。

君と一緒に新たな出逢いを求めて。

4/14/2024, 1:25:29 PM

「神様へ」

・僕をかっこよくしてください。
・僕の頭を良くしてください。
・お金持ちにしてください。
・運動ができるようにしてください。

これで、大好きなあの子に、、
振り向いてもらえる。
僕は神様へお願いをした。
人からは、
「望みすぎ。」「贅沢。」
など言われたけれど、
結局叶わないのだから何を願ってもいいだろ?

でも一つ誤算があった。
その望みが叶ってしまった。
その誤算はとても嬉しくもあり、とても酷いものだった。

彼女は、俯き。言った。

「今までの君が好きだったよ。」

4/3/2024, 2:09:54 PM

「一つだけ」

三択の問題で、答えは一つだけ。

「じゃあ残りの二択はどうなるの?」

「さぁ。ただのハズレじゃないですか?」

「うーん。それは、可哀想?」

「答えの一つ以外には、普通誰も興味ない。」

「そうだね。でも僕は残りの選択肢を見てみたいんだ。」

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