閉ざされた日記
幼なじみへの想いに気づいたあの日。
でも仲良さそうに笑い合う2人を見て、私は本当に単なる幼なじみだったんだと思い知った。
失恋してもいいから気持ちを伝えるべきか。
それとも、このままこの気持ちが無くなるのを待つべきなのか。
毎日書いていた日記も、あの日から書けなくなってしまった。書いてしまうと自分の想いが溢れてきそうで、涙が流れてきそうで。
美しい
先に帰るって幼なじみから言われて、どこか寂しく感じた帰り道。
とある雑貨屋を通り抜けた時に、その幼なじみがいたような気がして足を止めた。
幼なじみの隣には、周りから綺麗、可愛いとか言われていた別のクラスの女の子。
あぁ、そういうことか…と、2人の笑い合う姿を見て、胸が苦しくなった。足早にその場を去った。
でも早く歩いているはずなのに、足が重たい。
あぁ、そうか…これが自分の心に見て見ぬふりしてきた代償なのかと、ようやく自分の想いに向き合った。
どうして
どうしてあなたを好きになったんだろう。
どうして忘れられないんだろう。
どうして想いを告げてしまったのだろう。
夢を見てたい
枕に顔を沈めた。
涙で濡れるのは嫌だった。
振られた。
ずっとあなたの隣で微笑んでいる、そんな夢を描いていた。
叶わないと分かっていても、
その夢を見ていたい。
ずっと。
ずっとこのまま
『ずっとこのまま』の関係がいいって思ってた。
でもやっぱり好きな気持ちが日に日に増していく。
苦しくてしょうがない。
幼なじみ以上恋人未満で、いつも一緒にいて。
他の同じような幼なじみの友人を見ても、私たちの方がはるかに親密で、男女の関係になってもおかしくない状態だと思う。
でもその先に進むのがなんとなく怖い。
今のぬくぬくした関係が1番いいような。
でもやっぱりこのまま先に進まない道を選ぶ方が後悔するような。
なので、今度一歩踏み出そうと思う。
どうなるか分からないけれど、気まずくなって話せなくなるかもしれないけれど。
それでも…