まだ続く物語
受験とか
入学とか
卒業とか
もっと大きな規模で言えば
結婚や
出産とか
そういう大きな出来事を
私達は取り敢えずの目標にする
そうしていくうちにそれが終わりのように思えるけど
それらは人生の第○章のクライマックス
まだまだこっから途方もない時間の物語は続く

やさしい雨音
雨音というものは1番、私達の耳に届く音だと思う

だからこそ
嫌なことがあって
電車の音ですら痛く聞こえて
周りの人が自分のことを悪く言っているように思えて
そう思ってもどうしようもない時

ずっと同じスピードで、同じ音で
私達を包み込むその音を
やさしい音だと思えてしまうものだと思った

歌
寂しい夜に寄り添うもの
勇気が欲しい時に背中を押してくれるもの
恋をした時
頑張りたい時
悲しい気持ちの時
色んな時に私のそばにいてくれる
そんな味方

合唱祭
文化祭終わりのカラオケ
応援歌
私の青春の思い出が詰まっている

どうしても…
あの人が好きだった
世の中の当たり前とか
環境とか
状況とか
距離とか
そんなの気にならないほど好きだった

それでも…
どうしても…
あの人の当たり前を変えられなかった

まだ知らない世界
それは
場所という解釈もできるし
概念という解釈もできる

でも
どちらにしても変わらないことがあると思う
それはそこに踏み出すのには
とてつもない勇気がいるということ
でもそのかわりに
そこでは想像以上の経験や仲間や目標を見つけられる

だからまだ知らない世界に飛び込める人になりたい