とりとめもない話
それを私はあなたとしたかった
何かを行うための連絡事項を伝える最低限の会話しか
私達はできなくって
それが私は本当に切なかった
これ以上の仲にはなれないと言われているようだった
だから、あなたと仲良くなるのは諦めたはずなのに
今でも、夢でとりとめもない話をして
朝起きて素敵な時間だったと思うから
現実でもあなたとしたいと思ってしまうから
今でもまだどこか諦めれていないのかもしれない
何でもないフリ
それをしなくてはならないと1番思ったのは
中学生の時のことだろう
男子からはすごいあだ名で陰でクスクス話され
一緒の班になった時にあからさまに嫌な顔をされた
友達だと思っていた人たちに
誰がどんな風に私を嫌っているのかを
丁寧に説明され続けたのは人生初だった
部活ではいじられキャラが行き過ぎて
物が無くなったこともあった
そんな私は断言できる
何でもないフリはしないほうがいい
そんなの逃げたほうがいいし辛いと誰かに吐き出すべき何でもない"フリ"は後遺症が残ることがあるから
手を繋いで
あなたと歩いた日
好きだと思った
それは私の人生の中で
最も疑わなかった恋心を見つけた瞬間だった
それと同時に
最も叶わない恋心を抱いた瞬間でもあった
今でも
友達という肩書で隠した恋心を思い出して
友達としてよく手を繋いで帰った日々を思い出す
部屋の片隅
そこには私の勇気の跡がある
悔しい日、苦しい日、反省しかなかった日
そこで小さくなっていた私が
もう1度、もう1日頑張ろうと動いた場所だから
目に見えなくても確かに残っている
部屋の片隅には
私の辛い思いの残骸とそこから動き出した希望への跡が
眠れないほどに
気分が辛く落ちてしまう日がある
普段は基本的に疲れているからなのか
多少の落ちがあっても寝れるのに
どうしてもダメな日が月2ぐらいで訪れる
具体的な内容があるときもあれば
なんとなくのモヤモヤが胸に閉じこもって
バタバタと暴れている時もある
そんな日はたいていベットに入ってから
2時間ぐらいは起きてるし
寝れたとしても浅く、寝た気がしない
眠れないほどの悩みは持ちたくないなと思う…