心の健康
「ストレッサーは成長にいい」
「思春期だから悩むのはよくあること」
私はよくこの言葉を聞いた
まだ大人じゃないから
この言葉を正しく受け取れていないのかもしれない
それでも私はこの言葉がすごく嫌いだ
私達の心の健康に向き合ってもらえてない気がして
私達の悩みを投げられたような気がして
それで死んだらどうするの?
それで学校に行けなくなったら、
苦しくて体を壊したら、
「なんで言ってくれなかったの?」っていうんでしょ、
それじゃ、少し遅い
そんな風にずっと思ってる
私達はまだ心の健康を一人では守りきれないと思う
君の奏でる音
君の歌声は強くて優しくて思いがぶつかってくる
君の声は真っ直ぐに私の胸を貫いて勇気をくれる
君のギターはこっちまで気分が上がる
君の奏でる音はいつだって私を強くしてくれる
終点
私は毎朝、終点まで電車に乗る
人混みが嫌だからあえてずらして
一本早い電車に乗る
私の乗る駅から終点まで約30分
座って音楽を聴いて終電まで待つ
最初のきっかけが
好きな人を見るためだったのは
ここだけの秘密、
蝶よ花よ
「子供を非常にかわいがり大切にするたとえ」らしい
今日初めて知ったから正しい意味では書けないが
私は多分、まさしく蝶よ花よと育てられた人だ。
私に襲いかかる恐ろしいものは両親が振り払ってくれた
できないことも笑って許されたし
多くのことをどうにかしてくれた
だから
もしかしたら私は何もできぬ子に育ったかもしれない
傷つかずに育ったから
将来立ち直れなくなるかもしれない
それでも
「私はすごく愛されて育ったな」
これをすごく思う
太陽
誰かの『太陽』になりたかった
明るく、暖かく、優しく誰かを照らすそんな存在に
でも、私はそんな存在には絶対になれない
誰かを暖められるほど私は強くないから
だから私は誰かの『月』になる
誰かが静かに泣くその時に
誰かが辛いと嘆く時に
誰かが自分の負の思いに飲み込まれそうな時に
そっとそばでその思いに寄り添いたい
辛い、苦しいその時に
明るいところへ引っ張っていく太陽は無理だけど
そばでずっと寄り添う『月』でありたい