太陽
誰かの『太陽』になりたかった
明るく、暖かく、優しく誰かを照らすそんな存在に
でも、私はそんな存在には絶対になれない
誰かを暖められるほど私は強くないから
だから私は誰かの『月』になる
誰かが静かに泣くその時に
誰かが辛いと嘆く時に
誰かが自分の負の思いに飲み込まれそうな時に
そっとそばでその思いに寄り添いたい
辛い、苦しいその時に
明るいところへ引っ張っていく太陽は無理だけど
そばでずっと寄り添う『月』でありたい
つまらないことでも
全力でやらなくちゃ将来絶対後悔するよ。
そんな言葉をよく見るし言われる
確かにそうだと私は思うし
将来のために
つまらないことをしないといけない時があるのも分かる
でも
つまらないことに時間は割きたくないのが本音
楽しいことばっかりやっていたいし
だから
つまらないことでも楽しくできるようにしたい
だから、一人でいたい
私は人と話すとき全てのことが心配になってしまう
だから、考えるから会話のテンポが一つ遅れる
私は人を勝手に信じ続けてしまう
だから、自分のキャパを超えても気づけない
私は仲良くなると口調が荒くなってしまう
だから、帰って反省会を開いて後悔をする
私はすごく人と話すことが大好きだ
でも、それで誰かを傷つけてしまうのが怖い
だから、一人でいたい
私は人に囲まれると独りが怖くなってしまう
だから、一人でいたい
嵐が来ようとも
人の優しさに気づけていたい
私は普段から意識して
誰かのくれる優しさを気づこうと思っている
私に優しさをくれる人は
特に大切にしないといけない考えている
でも、嵐が来て疲れていたりすると
どうしても気づけなくなってしまう
だから私はそんな時にもくれた優しさに気づいて
それを相手に返したい
お祭り
中学に入ったぐらいまでは好きだった
伝統的な雰囲気とか非日常な感じが楽しくって
かき氷のシロップがたくさんあって選べるのが好きで
浴衣を着せてもらったこともあった
だから毎年お祭りに行くのが楽しみでしょうがなかった
でも最近はあんまり進んで行かない
嫌いになったとか好きじゃなくなったっているより
少し辛くなってしまった
もちろん今でもあの空気感は大好きなのだけれど
行く友達もいないし
少し自分がこの空気に浮いてるように思えてしまうし
なんだか人酔いをしてしまったりで
いつの間にか楽しさより疲れが上回ってしまって
それでもやっぱりお祭り自体は好きだから
自分に余裕ができて
周りのことを気にせず楽しめるようになったら
浴衣を着て
かき氷にマンゴーシロップでもかけようと思う