NoName

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2/15/2024, 3:02:39 PM

ある日のこと
未来の私と名乗る人物からの手紙が郵便受けに届いていた
恐る恐る封筒を開け便箋を取り出す
便箋は『10年前の私へ』から始まり
最後に『10年後の私より』と締められていた
けれど、肝心の中身は何も書かれていなかった
まっさらな空白
その時、未来を悟ってしまったような気がした
もしかしたら自分は生きていないのかもしれないと

『10年後の私から届いた手紙』2024,02,15

2/13/2024, 12:36:48 PM

幼い頃に指切りした約束の場所
もうすぐ私の魂もそこへ行く
待たせてしまったかも知れない、けれど絶対に逢いにいくから
沢山の記憶のお土産を持って
『待ってて』2024,02,13

2/3/2024, 6:24:21 AM

「こんな花を残さなくても忘れはしないよ」
一面に咲く小さな白い花たちを見つめては涙が零れた
『勿忘草』2024,02,03

1/25/2024, 8:40:54 PM

どんなに大丈夫だと安心していても、ほんの少しのほんとに些細なことかもしれないが『荒れそう』と過ぎってしまった瞬間、安定していた精神は一気に砕け散る
心が言葉を必要以上に感じ取り 頭は勝手に思考を巡らしはじめる
過保護を通り越した行き過ぎた心配性が自分を苦しめる
そんな自分の繊細すぎで脆い心が大嫌いだ
『安心と不安』2024,01,26

1/23/2024, 9:49:42 AM

こころが張り裂けそうなほど痛い
ものすごくいたい
自分が勝手に頭のなかでぐるぐると考えてるだけで、すべては自分が悪いんだけれども
好きな人も物も、誰かに惑わされることなく素直に好きでいたい

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