カナタ

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5/3/2024, 11:36:37 AM

二人だけの秘密

これ、絶対誰にも言っちゃダメだよ?

絶対だよ??

これめっちゃ大事な秘密の話なんだけどさ、















































学校のチャイムといえば、キーンコーンカーンコーンでしょ?

ほぼほぼの学校で、同じ音が鳴ってると思うんだけど、これのモデルがあるの知ってた??

実はね、戦前は別の音みたいだったんだけど、ある教師が別の音に変えようって、色々調べてたみたい。

そしたら、イギリスの首都ロンドンにある時計台、ビッグベンの鐘の音を使うことに決めて、それが日本にまで広まるようになったんだって!

面白いよね〜!!

あれ?どうしたの??そんな顔して…

えっ?秘密って言うから、深刻な話だと思ってた??

違うよ〜w! でも、面白かったでしょww?


PS
ちなみに、このメロディーは、「ウェストミンスターの鐘」という名前らしいです。
この雑学を知ったのは、私は初めてでお題が、「二人だけの秘密」だったので書いてみました。

今さっき、YouTubeで聞いてみたんですけど、結構見てる人いるんですね。
もし知ってたらすみません。

5/2/2024, 3:21:09 PM

『優しくしないで』

高校の時、僕は実の祖父を殺してしまった。

ヤングケアラーである。

当然、人として許される事ではない。

だが、僕は何もかもを犠牲にして、祖父に尽くしてきた。

放課後に友だちと寄り道をして遊ぶこと。
修学旅行の夜、友だちと枕投げをすること。
休日に友だちと遊ぶ約束をすること。
文化祭の出し物をクラスメイトみんなで作ること。
何もかも全て。

なのに、僕はその苦労を全て水の泡にした。一瞬である。

「だって、しょうがないじゃないか…。おじいちゃんがあんなことを言うから…。」

祖父は僕に、「ごめんな」と、一言だけ言った。

いつもなら、「全然大丈夫だよ。」と言えるはずだった。

でも、その日だけは違ったんだ…。

色々な物が積み重なって、気づいたら殺してしまった。

裁判の日。

弁護人「ーーーというように、被告人には情状酌量の余地があることを裁判官に進言します!!」

裁判官「うむ…。では、 被告人に問う。祖父の事を愛していましたか?」

僕「はい…。おじいちゃんはいつも優しかった…。なのに、僕は…!」

裁判官「……。判決を下す!被告人を有罪とし、懲役10年の刑に処す!!」

僕「……。」

当然だ…。優しかったおじいちゃんを、一時の感情で殺してしまったのだから…。それより、もっと刑を重くしてくれ…。僕は最低な人間なんだから…。

裁判官「辛かったな…。一人で老人の介護をするというのは、とても大変だ…。被告人よ。貴方はまだ若い。ヤングケアラーによって、お祖父様を殺めてしまったが、貴方はまだやり直せる。」

僕「……。」

…無理だ。やり直すなんて…。

裁判官「10年は確かに長い。だが、罪を償い人生をやり直すやり方は沢山ある。貴方の10年後の年齢は、20代後半だ…。 やってしまったことの償いはできるが、時間を戻すことなど誰にも出来ん。仕事は、選ばなければいくらでもある。人間働いて、お金を稼げばどこへでも生きていける。」

僕の目からは、涙が止まらなかった。

裁判官「大丈夫だ…。10年間しっかり罪を償い、また…いちからやり直せばいい。」

僕「ごめんなさい…ごめんなさい……ごめんなさい………!」

拭っても拭っても、僕の目からは涙が溢れて止まらなかった。


10年はとても長い。だが、僕の罪を償うには全然足りない時間だ…。

僕は、あの裁判官の言葉を胸に、罪を背負ってしっかり前を向いて生きていく。

それが、僕がおじいちゃんにできる最大の償いだから…。



PS
この話はフィクションです。
どんな事情があろうとも、罪は罪です。10年という時は、少年の青春を奪いますが、人の命には変えられませんからね…。
ほんと、外国人の犯罪で、不起訴になる日本とかどうかしてると思いますね。

5/1/2024, 11:13:53 AM

カラフル

ぽつぽつと段々雨が降ってくる。

珈琲を飲みながら、上から見る景色はとても気分が良い。

生憎の雨だが、雨でも良いことはある。

傘には、色々な色、模様が沢山ある。

赤、青、黄、緑、紫、水玉、猫柄、花柄など様々だ。

傘なんて、雨が防げれば、色とか模様とか何でもいいという人もいるが、雨で落ち込んだ気分を少しでも上げてくれるのが、お気に入りの傘というのは最高だと思う。

傘が見れるのは雨の日だけ。

見方を変えれば特別感が出るものだ。

あぁ、 今日も珈琲は美味しい。




4/30/2024, 3:27:31 PM

楽園

そこは、悩みも不安もない世界

死んだら人は、天国か地獄に行くらしい

死人の楽園が天国なら、生者の楽園はどこになるのだろう?

いや、生者に本当の楽園など存在しない

悩みや不安がなければ、人は簡単に堕落する

楽しいことばかりで、辛いこと、苦しいことがない人生はとても暇だろうな

よって、生者の世界は地獄である。

この世界で、沢山の苦楽を経験し人生を充実させ未練のない生き方をした者は、天国というご褒美を貰う

逆に、地獄だからと逃げてばかりで立ち向かわない者や、人道に外れた者は死人になっても、地獄を味わうだろう

つまり、この地獄で真っ当な生き方をすれば、死んだ先は天国(楽園)ということである。




PS
本当は、BLを中心に書こうと思ったのですが、難しいですね。
性欲=楽園みたいな言われてることありますし

4/29/2024, 5:53:53 PM

風に乗って

進路ってむずかしいね。まだ18歳もう18歳

好きなことやりたいことは、沢山あるのに見つからない

色々と理由をつけては、色々な事を諦めて終わる日々

風に乗って飛ぶ紙ひこうきが、遠くに行けば行くほど焦燥感が増して、私もどこか遠くに行きたくなる

もうすぐ卒業だ

お菓子が好きだから、手に職をつけたい、なんて単純な動機で進んだ製菓学校

私の本当にやりたかったことってこれなの?

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