単刀直入に言うと、私は失敗した
最初から上手くいかなくたっていい、
最後までやりきれればいいのだ、
など始めから諦めるほどの大研究だった
しかし、失敗の二文字は私にとって欠落人生の始まりの
ピースとなっていった。　
どんどん失敗を生み出すたびに欠落人生のパズルは完成していく
上手くいかなくっていい？
物事の結果は失敗、成功の2つに分けられ、
上手くいかなかった結果なんて誰が興味を持つのだ
全て成功じゃないといけない
私は成功じゃないとダメなんだ　
成功じゃないと……

俺の絵は美しくない、華がないのだ。
やはり才能が全てなのか
蝶よ花よ
その美しさを私の絵に分けてくれ

正直言って
臆病でなにも行動に移せない僕からして
君は高嶺の花でしかなかった
僕と君との関わりなんて微塵もない
最初から決まっていた
君の隣には僕ではない他の誰かがいること

悠々と浮かぶ雲の隙間から太陽が唯一空で光を発して
私に希望を与える
この瞬間、私の感情は些細な事で変化してしまう至って単純なものだと自覚する

俺の兄は
いつも暇と言うくせに
課題を提出期限ギリギリに終わらせたり
家に帰ったらすぐにアホ面になって
弾けもしない俺のギターを持ちながら、大声で失恋ソングを歌うくらい定型的ななバカだ
だけど今は、隣にとても綺麗な女性と鐘の音が鳴ると同時に足を進ませている
めでたいなぁ…
あかんわ…涙出てきてしもた…