誰よりも欲が深くて、誰よりも欲のない顔をしている。
誰よりも優しそうでいて、誰よりも人に興味がない。
誰よりも思いやりが在るようでいて、誰よりもケチ。
誰よりも仕事が好きなようでいて、誰よりも働きたくない。
誰よりも変わり者のようでいて、誰よりも普通。
そんな言葉が誰よりも当てはまる。
誰よりもキライで
誰よりもすき。
すべては計画通りに進められているのか。
考える時間もないくらい非効率な仕事で量を増やし、思考は停止させられる。
物事が決まる一瞬はとても早いのにそれ以外の時間はからっぽで。
出会い、別れ、継続。
この星で、この地球で、この場所で。
進化の旅は今日も続く。
夜のほうが感情的になりやすい。
占いで運がいい日のほうが、悪いことが起きやすい。
今日は自分のことしか考えていない人に嫌なことを言われた。
あんな低い波動の生き物がまだこの世にいるんだ。
もう消えよう。
さようなら。
ミッドナイト
タイムマシーン
カンカンカン…その森の奥からは、いつも何かをたたく音が聞こえていた。
人里離れた森の奥には、年老いた男が1人、朝から晩まで何かを作っていた。
その男は若い頃、タイムマシーンを作ると言って山にこもり、来る日も来る日も鉄を打っていた。
やがて仲間は職に就くと言って1人、また1人と男の元を去っていく。
ついには1人になっても、何度失敗しても男はタイムマシーンを作る事をやめなかった。
「はぁ…また失敗か…」
来る日も来る日も、男は諦めずにタイムマシーンを造り続けた。
いつしか、山奥に住む偏屈な爺さんと噂をされようとも男は朝から晩までカンカンカン…と音をならして決して諦めることはなかった。
ある日、男はついにタイムマシーンを完成させたのだ!
「やったぞ!みたか!俺をバカにしていた奴らもいたが、ついにタイムマシーンを完成させたぞ!」
だが、その時すでに男は90を超え、当時、男をバカにしていた村人達は、誰一人いなくなっていた。
「俺はタイムマシーンを完成させた!これでまた若い頃へ行くこともできる!さあ、いつの時代へ行こう。」
そこで男は気がついた。
すべてをタイムマシーン造りに捧げてしまった為、青春もすべてをこの制作へ注いでいた事に。。。
カンカンカン…その森の奥からは、いつも何かをたたく音が聞こえていた。
そう。
男の青春は、1番楽しかった時間はこのタイムマシーンを作っていた時だった。
男はすべての記憶も無くし、タイムマシーン造りに熱中していた若い頃へ戻っていた。
完成したらすべてを忘れ、何度も何度も……
という話が好きです。
作者はわかりません。
君に会いたくて
…とにかく働く。
…手数料とかもったいないから引き出さない。
…日々節約してやっと出会えた諭吉。
…いつも足早に去ってゆく君。
…もっとゆっくりしていって。