3/6/2023, 6:20:58 AM
―たまには―
たまには違う道を散歩するのもいいね
知らないお店を見つけたり
綺麗な花が咲いてたり
猫に会えるかもしれない
3/5/2023, 8:32:44 AM
―大好きな君に―
ここは小さな喫茶店。
僕はここのマスターで君は常連のお客さん。
今日も君はカウンターの一番端で僕の淹れたコーヒーを飲み、僕の話に耳を傾けてくれる。
最初は、短い言葉を交わすだけだったが、次第に打ち解けて近況や悩み事なんかも話すようになった。
会話の最中、君が見せる笑顔が堪らなく好きだ。
だけど、この想いを打ち明ける日はきっと来ないだろう。
君はある日こんな事を言った。
『私、マスターの淹れるコーヒー好きです。このお店に来ると落ち着くし、話も面白いし』
この言葉を聞いて、僕は自分の想いを封じ込めた。
もし、僕がこの想いを伝えたのなら君はもう此処へは来ない気がした。
君からこの場所を奪いたくない。
だから僕は君に一杯のコーヒーを淹れる。
「お疲れさま」という気持ちを込めて、それだけで充分だ。
3/3/2023, 2:09:27 PM
―ひなまつり―
子どもの頃、雛人形が怖かった。
出来るだけ近づかないようにしていた。
人形だから当たり前だけど、一点を見つめている姿が怖くて仕方なかった。
平気になったのは高校生くらいの時、もうひな祭りに何かしようという歳でもなかった。
だから、ひな祭りと言われても特に思い出はない。
3/2/2023, 6:27:07 AM
―欲望―
「欲が無いね」と言われる。
そんなことは無い。
欲しいもの、行きたい場所、観たい映画やドラマもたくさんある。
言葉にするのが億劫なだけ。
2/28/2023, 12:49:17 PM
―遠くの街へ―
隣街の美術館に行きたくて、電車に乗った。
駅に到着し、改札を出るとそこは知らない街。
迷わないようにスマホのマップを見ながら歩いた。
見慣れない街はワクワクするが少し不安。
だから、目的地の美術館に着いた時ホッとした。