お母さんは僕に我慢しなきゃダメって言う
お母さんは僕に泣いちゃダメって言う
お母さんは僕に学校行ったらダメって言う
お母さんは僕にご飯食べたらダメって言う
お母さんは僕にこの事言っちゃダメって言う
辛いな、なんでだろう
でも、お母さんが正しいんだ
僕がお母さんの言うこと聞かなかったら、お母さんは僕のことを殴って、間違ってるよ、って教えてくれるんだ
そう、お母さんが正しいんだ
お母さんは僕のことを思ってる優しい人だ
僕はずっとお母さんの言うことを聞いていればいいんだ
そう、それでいい
別に好きでもないのに
カレカノ扱いされる
一番好きな君から
別に好きでもないやつと
カレカノ扱いされる
僕は友達でいたいのに
鈍感な君は僕の気持ちに気づきもしないで
のんきに笑ってる
カレカノ扱いされた時の僕の顔は
どんな顔なんだろう
君にだけは言われたくなかった
諦めろ、と言われてる気分だった
きっと、僕は今、
泣きそうな顔になっているだろう
本当に、好きじゃないのに
お母さんに言われた
「自分のこと僕って呼ぶの禁止ね
なんかいらっとくるし恥ずかしいから嫌」
納得できなかった
僕のことなのに、なんでお前にそんなこと言われなきゃいけないの
呼び名くらい何でもいいじゃん
なんで女は「私」じゃないといけないの
男は「私」っていってもいいのに
考え方が古いよ
バカみたい
でも、そんなことに深く傷ついて、気にして、泣いてる「私」が一番バカみたい
泣かないよ
みんなから心配されるのなんて嫌だから
泣かないよ
先生に泣き顔見られたくないから
泣かないよ
君の困った顔を見たくないから
みんな、僕が泣かないと思ってるから
それを、裏切っちゃいけないから
君に嫌われるのがとっても怖いから
だから、僕は泣かないよ
泣けないよ
花束を渡された
中のいい女の子からだ
もしかして、僕好かれてる?
告白されたら…
面白くていい子だから付き合ってもいいな
うきうきしながら帰る道
中身は何かなっと
あれ、おかしいな
ほうせんか、ほうせんか、ほうせんか…
ほうせんかだけ?
花言葉を思い出す
「私に触れないで」