名無し

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12/5/2023, 3:34:42 PM

眠れない、と言うのは人どのような原因で起こることなのか?
眠れないときには二つのパターンがある。一つ目は未来のの出来事への興味、感心 二つ目は未来の出来事への恐怖、不安。
どちらも未来のことに対する心の持ち用の結果である。
では、未来のことは今この瞬間から変えることはできるのか?未来のことが上手くいくのか、失敗するのかに関して布団にはいってから時間で影響を与えることはできるのか?
答えはNOである。未来のことは未来に確定する、今行ったなにかが大きく関係して確定することは希である。
では、布団のなかで寝付けない時間と言うのは無価値であるのか?布団のなかで未来について期待を寄せたり、不安に駆られるのは無駄なことであるのか?
それもまたNOである。何故なら数字に現れる結果ではなく人間の考え方や思想と言うのは未来への悩みや探求心から生まれている訳であるからだ。
哲学と言うのは集団のなかで自分がどのように生きればよいのかと言うことについて深く考えている学問とも捉えられる。これは結果的に未来の自分に対する期待や不安の現れだ。
もっと言うとこれからの時代、必要となる学問は倫理学、言い換えると哲学である。
科学技術が発展した今日では我々人間が人間である証明や存在価値、また人間とはそもそも何なのかと言うことも論点に入る。
要するに、これから先必要な哲学力と言うのは未来への不安や期待から構成され、そういった物を作るのは布団に入ってからのある種無駄にも感じられる時間なのである。
寝付けないと言うのはある意味、これからの時代に必要な力を蓄えるための準備時間なのかもしれない。