※すみません、テーマとは関係ありません
適温の中で生きる
熱いのも冷たいのも耐えられない
だからいつでもソコに逃げ込めるようにするの
わがまま、甘ったれ
知ってるよ
でも、みんな言うでしょう
「あなたの人生」だって
どこを終わりにするか
何を逃げ道にするか
私に決定権があるのでしょう
私にとっての適温は、狭くて細くて
まるで一筋の光の上を綱渡りしてるようだけど
足を外しちゃったとき
ソコに逃げ込めると思えれば
暗い闇の中、安心して進めるの
「過ぎた日を想う」
それは、どんな記憶なのでしょうか
色褪せぬように、大事に閉まっているものでしょうか
心を雁字搦めにして、苦しくさせるものでしょうか
毎日繰り返されて、染み付いたものでしょうか
過ぎ去ってゆく一瞬一瞬を重ねて
私の前にあなたがいる
私が知らない、あなたの記憶
好きだから、知りたくなってしまったのです
「星座」
光り輝く点と点を線で繋げて
人々は物語を紡いでゆく
それは何十年、何百年、何千年と生き続け
私達へ繋がってゆく
もし、あの星たちの命が尽きたら…
ひとの心配などつゆ知らず
今もまた、星は燃えている
ただただ、自分の道を進むだけ
「踊りませんか」
きゅっと細い足首と
滑らかなくるぶしを覗かせて
白いプリーツスカートが
ひらり、ひらり
いたずらな風は
足の間をふぅっと駆け抜けていく
ふわりとスカートを舞い上がらせたかと思えば
ばたばたと忙しなく引っ張っていく
戯れつく風に
しょうがないなぁというように
でもどこか楽しそうに
ひらり、ひらり
スカートは舞い踊る
「巡り会えたら」
もし、今とは違う状況であなたと巡り会えていたら
何度も何度も夢見ていた
でも、今は変えられない
それに
私とあなたが重ねた歴史を
無かったものにするのは悔しい
いつか別れが来て
新しい日々を過ごし
新しい人たちに出会っていくなかで
また、あなたに巡り会えたら
今と違う幸福を見てみたい