卯波 稟

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1/13/2024, 11:36:31 AM

【夢を見てたい】
「好き」
「好きだよ」
「……だいすき」
『早く起きなさーい!』
僕はお母さんの呼び声で起きた。
制服に着替えた後髪をセットしようと洗面所に行って鏡の前に立った。
そこに写ったのは気持ち悪いくらいにやけた自分の顔だった。
『なんで?…なんでこんなにやけてるんだ?…』
そう思い僕は夢を無理矢理に思い出そうとした。
最初は全く思い出せなかったが僕は時間が経つにつれて少しずつだけど思い出してきた。
その夢はいつもはツンツンしている僕の恋人が好きや大好きを言っている夢だった…気がする。
『んへへ』
思い出すとせっかく戻って来た顔がまたにやけ出してきた。
『あ〜あ続き見たかったな…』

1/10/2024, 12:24:57 PM

【20歳】
"お互い20歳(はたち)になったら今日僕らはここで会おう!会った時の合言葉は誕生日おめでとう"
そう親友と約束をし僕たちはそれぞれの道へと進んだ。
当時の僕は本当にそんな約束が守られるとも思ってなかっだろう。
僕は今親友をお酒を持ちながらざっと1時間くらい待っている。
親友は昔からそうだった。
『お〜い!20歳(はたち)の誕生日おめでとう!』
やっと親友が来た。
遅れて来た癖に謝りもせず手をぶんぶん振って嬉しそうに合言葉を言いながら走って来る。
『誕生日…おめでとう20歳(はたち)の』
親友は息を切らせながら近づいて来たあともう一度合言葉を言った。
『うん僕からも20歳(にじゅっさい)の誕生日おめでとう』
僕達はお互いに持って来たお酒を飲みながら日が暮れるまで話し続けた。
そう言えば、昔からずっと親友は変わらないな…

12/18/2023, 11:53:26 AM

【冬は一緒に】
『ねぇ!クリスマス空いてる?』
そう僕の恋人は言って来た。
嬉しかった。
だけど僕は少し考えた。
僕は毎年家族とクリスマスは過ごしているからだ。
今年くらいは、恋人優先した方がいいのか?……
そう僕がぶつぶつ考えてるうちにも恋人は返事が待ち遠しそうな目で見つめてくる。
僕は思わずうんと言ってしまった。
すると恋人は満面の笑みでありがと!と言ってどこかへ行ってしまった。
今年の僕のクリスマスは恋人と過ごすようだ。

12/16/2023, 9:21:32 AM

【雪を待つ】
僕の恋人は冬が苦手らしい。
そんな恋人と冬に出かけると手を握ってくる。
去年雪が降った日出かけたら抱きつかれた。
だから今年も雪を待ってしまう僕がいる。

11/29/2023, 10:28:57 AM

【冬の始まり】
寒い中僕はマフラーを巻きながら校門を出て家に帰り始めていた。
ふと横を見るとコンビニがあった。
看板も駐車場もすべてが新しかった。
最近できたのだろう。
僕は寒かったし中が気になったので入ってみる事にした。
『いらっしゃいませ!』
大学生くらいのバイト初日のバッジを付けた女子が明るく挨拶してくれた。
コンビニでいらっしゃいませは不思議だなと思ったが僕は軽く会釈をした後コンビニ中をぐるぐる回った。
特に欲しいものが無かったのでコンビニを出ようとした時肉まんが目に入った。
開店セールでホットスナックが全品200円だったらしい。
せっかくだし僕は肉まんを買ってコンビニを後にした。
僕の地域では冬にしか肉まんは置かないのでなんだか冬の訪れを感じた。

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