#好きだよ


太陽のように優しくて、みんなを明るく照らす君に、
私が釣り合うわけがない。
君は、もっと可愛くて明るくて、優しい人を好きになるんだろうな。
そう思ってあの日、私は告白ができなかった。
君に会えなくなって早五年。
まだ私は君に想いを馳せている。多分、恋愛感情がなくなったとしても一生君を忘れることはないと思う。
だけど、そんな臆病な私をゆるしてください。

―――君が好きでした。

#桜


花が散る。
桜は、そんな姿も美しいと思う。

春には桃色の花を咲かせ、夏には子どもたちの憩いの場になって、秋には葉を鮮やかな赤色や黄色に色づかせ、冬には春に花を咲かせるために寒さに耐える。

桜の花が散る季節。
桜は、もうすぐ夏が来ることを私たちに知らせてくれているのだ。

#君と


君と一緒にいたかった

#空に向かって


私には幼馴染がいる。幼い頃、ずっとそばにいた幼馴染。ある日、その子は遠くに引っ越してしまった。多分、それが原因で疎遠になっていったんだと思う。

でも私は、忘れてないよ。大好きだった君のこと。
ワガママをきいてくれたこと。
手を繋いでくれたこと。
そばにいてくれたこと。

今でも空を見ると君を想う。
いつの間にか、空に向かってこの言葉を呟いている。

『……逢いたいな』

#はじめまして


この言葉を口にする時、胸がドキドキする。
もしかしたら仲良くなれるかも、なんていう淡い期待を抱いて。