ハーデンベルギア

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4/21/2023, 11:31:56 AM


目の前で泣いている人がいる。
近づいてみるとその人は、小さき頃の私だった。
「何故、泣いてるの?」
そう聞いても答えは帰って来ない。
何もすることがないので隣で泣き止むまで待つ。
落ち着てきた頃、小さき日の私が話し始めた。
「お母さんと離れちゃったの。そしたら不安になってきて…私一人なんだなって思ったらなんだか涙が出てきて…」
そういうとまた、うわぁーんと泣き出してしまった。「大丈夫だよ。」そう言えばいいのだろうが、何故か大丈夫だよって言えなくて。
地面に落ちていた2粒の涙は、いつの間にか、4粒になっていた。

4/20/2023, 10:13:04 AM

貴方が居れば何も要らないと、そう思えたのは私が貴方に依存してたから。周りからも言われた。
依存は良くないよ?居なくなったらどうすんの?
そう言われても私は、貴方がどこにも行かないって確信があった。だって、貴方の足はもう、動かないのだから。

4/19/2023, 10:37:37 AM

今はもう居ないあの人。
もしも未来を見れるなら、こんな未来にならなかったのかな?
私を庇ってなんてなかったのかな?
あぁ…なんで私なんか庇って死んだんだろう?
あなたが生きていないと私の心は死んでしまうのに。
(もしも未来が見れるなら)

4/18/2023, 10:04:00 AM

こんなにも世界に色がなかったのかと気づいた。
私の世界は君が色付けてくれていて、それに気づいたのは貴方が居なくなってから。
もう、遅いよね?だってもうどうにもならないんだもん。私の「無色の世界」は、貴方が居ないだけで今日も平和です。

4/17/2023, 1:23:31 PM

皆は、ピンクと言われたら何を思うのだろうか。
1番出てきやすいのは「桜」では無いだろうか。
私の通っていた学校には校門から校舎までの間が桜並木となっていた。(と、言ってもそんなに距離はない。)春の時期。新入生はドキドキ、進級生は一区切りついたという安心。新しい、出会いの季節。私が忘れられない人と会ったのはちょうど、桜が散りかけて、ところどころ葉桜となっていた頃だった。
「桜散るこの季節に」
私は、一生忘れないであろう人と出会いました。

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