特別な存在なんて私には無い
そんな人が私の近くにいても
いつかは、その 特別な存在が
いなくなる時がくる。
だから特別 じゃなくて 大切な存在だと思っている。
特別だったらいつかはなくなってしまう。
大切だったらいつまでも思っていることができると
私は思っている
前の私は特別な人をなくしたから、だから
特別なんか使わない
いつまでも思っていたいから。
でもそんな私にも 「特別な存在」なんて思えるような
出来事が起こるようにと、心做しかどこかで
密かに思っている。
つい最近大切な人が他界した
大切な人ってきずいた頃には遅かったけど、
今では
私の支えだったのだなと、思う
他界するまでは生きている人間として
当たり前にいる
存在として
ただそう思っていた。
あぁ。あの時の悲しみと苦しみ思い出すだけで辛い。
生きている限り最後は冷たくなるんだなと、
最後は冷たくなり 見守られ。
違う道を歩むのだと。
そんな事実と妄想ばかりで
また会いたいなんて欲言うけど
それはもう手の届かないところにあって
今はただ思うことしか出来ない
後悔が自分に付きまとっている以上
あの時みたいな過ちはしない
本当に全てを大切に 、大事にするって、
心から思った。
彼女と彼は中学1年生で出会って、お付き合いをした。でもお互い誰かを愛すのなんか初めてで、結局7ヶ月で彼女に振られてしまった。
彼はとても愛情深く別れた後も引きずっていた。彼女は、新しい道を歩もうと前を向いていた。
ある時彼女に新しい彼氏が出来ました。その彼は優しくスポーツマンで、少し嫉妬深い。そんな彼でした。2ヶ月たった頃にデートに行き、映画を見たりショッピングをしたり、そんなことをして一日が終わった。次の日も、明後日も、明明後日も、幸せな日々を過ごしていたはずなのに。彼に彼女は振られてしまいました。彼女は初めて愛する人を無くして、
愛する人に振られる痛みを深く知りました。
ふと思い浮かんだのが、一番最初の彼でした。彼は本当に彼女のことを愛していて、どんな時も恥ずかしがりながら話しかけようとしてくれたり。LINEも欠かさずしてくれる、そんな人だったな…と、
彼は愛していた彼女から振られて心がどれだけ痛かったのだろうか。私は今知りました。こんなにも苦しくて、痛くて、
私がそう思った頃には遅かったみたいです。またあの時みたいになんて、もう何をしても叶わない。一生残る深い傷を私はおわせたのだから、
あの時間がどれだけ幸せだったのだろうか。
私は人間という痛みを知って、生きていくことを決めた。