多田野一人

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5/16/2024, 2:51:01 PM

愛があれば何でもできる?
愛があれば…そう思っていた頃があった…貴くて、強くて、永遠…そんな事を思っていた…だから…この気持ちがあれば、あの人も振り向いてくれそう…
でも、そんなことは無くて…なかなか届かない想いが、哀しくて…心が押しつぶされそうになる…
それでも、信じていたい…あなたへの想い、誰にも負けないから…

5/15/2024, 2:40:52 PM

後悔
後悔先に立たず…本当にそう感じている…あの時、どうして、素直な気持ちを伝えなかったのだろう…
あの日も、吸い込まれそうな青空で、あなたの影も、くっきりアスファルトに伸びていた…
あなたから告げられた思いに、待ち望んでいたのに、急な言葉に吃驚してしまい、違う返事をしていた…
あれから、幾つもの季節を過ごしたけれど、この時季になると、あの日のあなたの面影が浮かんでくる…

5/14/2024, 2:16:10 PM

風に見をまかせ
今日は、久しぶりに快晴…若葉も繁り、若草色と空の青が映えて眩しい…
時折吹く薫風が、優しく耳元を過ぎていく…小鳥の囀りや、ブンブン飛び交う蜜蜂、滑らかに滑空する燕達…そんな生き物達の息遣いも、愛おしく感じる…ゆらゆら揺れる名前を知らな植物の葉っぱ、屹度、それぞれが精一杯の命を謳歌しているんだろう…
優しい初夏の風、その向こうには、あの人の面影が揺れている…

5/13/2024, 3:16:24 PM

失われた時間
あの日から…
あなたから、突然のさよならを告げれた日…何も云えない儘、あなたの後ろ姿を見つめていた…頭の中では、あなたとの、色々な思い出が、グルグルしているのに、眼の前の出来事が、頭に入って来ない…その後、どうして居たのか、何をしていたのか、記憶が抜け落ちている…
それから、どのくらい時が過ぎたのか、覚えていなくて…あなたとの些細なやり取りで、ドキドキした事、初めてのキス、その合間に、あの時のあなたの困り顔…そんな、毎日が過ぎて逝くのに、一歩が踏み出せなく…あなたとの日々から、抜け出せない…

5/12/2024, 2:48:06 PM

子どものままで。
狡いかな…と思い乍ら、あなたの手に掴まってみる…
もう、二人とも、あの頃みたいな無邪気な子供ではない…友達以上の感情も判る年頃になっている…あなたの手も、いつの間にか、大きく堅く、ゴツゴツなっている…ずっと一緒にいたのに、段々違ってきた私達…でも、出来るなら、これからもずっと、あなたと二人でいたいから…まだもう少し、子供のままで…

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