_未来
未来。
何が起こるかわからない。当たり前のことだよね。
誰だってそう。
それなのに、私は時々それを無意識に否定している。
どう足掻いても先が見えない。
無理に先を見ようとする必要は無い。
けれど私は先のことばかりを考えて考えて、考えた挙句嫌なことばかり想像を膨らませて悲観的になる。
過去の出来事から想定できる嫌なパターンばかりを考えてしまう。
未来に何が起こるかわからないのはもちろんのこと、過去なんて絶対に変えることは出来ない。
私は極端に過去と未来しか見えていない。
今このときを見るのがきっと怖いんだ。
それはなぜだろう。
そう考えた時いちばんに浮かんでくるのは
“きっと自分自身に幻滅してしまうから。”
惰性で生き続けているような自分に気が滅入る。
__今は惰性で生きていてもいいじゃない。
いつの日か目標を目指す自分が現れるよ。__
そう言えるくらい自分に優しくなりたいな。
生き急ぐな、わたし。
ゆっくりのんびり、自分に優しく今を見てみよう。
_1年前
1年前。
そう言われてもあまりピンと来ない。
1年前の今頃、私はなにをしてどんなことを思っていたのだろう。
どれだけ考えてもでてこない。
過ぎてしまえば1年はあっという間だと感じる。
けれど、こうして振り返ってみるとすごく昔のことのようにも感じる。
1年前はピンと来ない。
それにもかかわらず、
初めて動物園に行った4歳の日のこと。
連休前には必ずと言っていいほど毎年高熱を出して寝込んでいたこと。
母と大喧嘩してなきじゃくったこと。
小学校1年生、数え切れないくらい先生に怒られたこと。
覚えていることを書き出そうとすればキリがない。
でもひとつ言えるのは、覚えてる出来事って必ず自分の感動も一緒に覚えてるんだよね。
未知の世界への興味、辛さ、悲しさ、やるせなさ。
感動っていっても、すべてがプラスの感情とは限らない。
わたしだって、当時の気持ちで考えればあまり良いとは言えないものばかりだしね。
人って、嬉しいこと楽しいことよりも、悲しかったことやるせなかったことの方が覚えてる。
と、わたしは勝手に思ってる。
もちろん人によるけどね。
でも、わたしだって楽しい出来事を覚えてないわけじゃないよ。
さっき以上に多くなっちゃうから心に留めておくけどね。
まぁ、結局私が言いたいのは、今このときをたくさん感じて生きていきたいなってこと。
その分思い出が増えて、過ぎてからでも充実した1年だったなって思えるような気がする。
今年はそれを目標にがんばろっかな。
_好きな本
好きな人に教えて貰った本。
初めて会ったときの優しさがずっと心に残っていて、いつの間にか目で追いかけるようになっていた。
勇気を出して自分から話しかけたあの日、お話できたことが嬉しくて沢山質問しちゃったよ。
その時に教えてくれた本。
同じ本好きで同じ図書委員なんて、私ついてるよね。
そんな些細なことでもすごく舞い上がっちゃった。
教えてくれた本、すぐ買って読んだよ。
さすが、すごく面白かった。
まさかここであの場面と繋がってくるとは。
今まで読んだ本の中でいちばん興奮したよ。
素敵な本を教えてくれてありがとう。
わたし、ますます本が好きになっちゃった。
片想いの恋だけど、絶対振り向かせてみせるよ。