【モンシロチョウ】
齢6歳前後の女の子は母親に花冠を作っているとき
ふと、1輪の花に目が止まった。
その花はほかの花より美しく見えたのだ。
その花に手を伸ばしたとき、そこには花で羽を休めるモンシロチョウが。
ちょうちょさんはこのお花がお家なのかしら。
その花がちょうちょのお家だと思った彼女は
摘む手をとめ家で帰りを待つ母を想う。
なんだか無性に家に帰りたくなった話。
【忘れられない、いつまでも】
私が忘れられないのは、高校生の夏にみた空。
雲がひとつも無いくらいの快晴で
ひどく澄み渡っているのは覚えてる。
つい、パシャリとスマホに収めてしまい
今もスマホに残っている。
思えば、学校の中で写真をあまり撮らなかったから、あの写真は少ない思い出の1枚になったのだと
見返して気がついた。
今からでも遅くない。
学生の時に写真は撮っておいたほうがいい。
きっと懐かしくて見返したいときがいつかくる。
【1年前】
私は途方にくれながら周りと比べ
新しい生活に慣れていくのに必死だった。
どうして自分は周りみたいにキラキラとした
大人になれなかったのか。
1年後。
結局キラキラとは程遠いけど
自分らしく少しづつ新しい積み重ねができて
ようやく不安から抜け出した気がしてる。
【初恋の日】
初恋ってきっと終わってから気がつくものだと
思ってる。
その子ともっと話せたらよかったとか
自分の方が良さを知っていたのにと
傍にいれなくなってようやくそれが初恋だったの
だと気がつくものだと思ってる。
初めての恋っていつ?って問われて
ようやく、あぁとしみじみと落ちてくるのが
初恋の日だったのだと思う。
【明日世界が終わるなら】
何事もないように友達と話をして、
こんなこともあったなと何気ない日常に
浸りながら眠るように終わりたい。
きっと刺激的で楽しい驚きより、
何事ないほんのささやかな日常にこそ
幸せはあったのだと気づく事ができるはず。