テツオ

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7/8/2024, 12:58:25 PM

夜のもたつく暑さに風を生み、ビュッと飛び回る鳥たちが、ふとクチバシを地面へむけたとき、生き汚い生物の文明を見るのだ。

おれは、その文明の光に照らされて、ただ黒がむさ苦しいだけの夜空を見上げてる。
そこら中の居酒屋回って名前も知らない出来上がった親父と肩組んだり、愚痴聞いたり、ジョーダン言い合ったりしてるうちに、もうこんな時間だ。

「ハア」

意味無い考え事なんてしてる間に、歩いておけば、今頃ベッドでぐっすりだったかもしれない。
いや、ベッドじゃなくて、マットレス。
……わざわざ言い直したからには、細かく言わなきゃならないかな、ホコリっぽくて、顔を横に転がすだけでヒドイ音が鳴る、古くて薄いマットレスだ。

「細かいトコ、気にしすぎだな」

歩き出してみると、すぐ歩いてるのが普通になった。
さっきまで止まってた自分の感覚が乖離していって、どっかに無くす。

なにを考えてるんだか。相手に目という器官、もしくは目に似たなにかがないと、人間は相手を不気味に思う、と聞いたことがある。
それはあながち間違いじゃないんだな、と思った。

道に浮かぶシャボン玉から、でたり入ったりしてるとめにはいる、外甲で覆われた街灯のランプ部分。
そいつを街灯のてっぺんとして、シャボン玉をつまさきとする。
歩いてるうちどんどんデカく成長していく街灯を、上から下へ2、3度見ると、なんだかそいつは白いドレスを着た貴婦人のように見えてきた。

外甲が、頭を下げているようにも見え、逆に前をしっかりと見据えているようにも見える。
彼女の白いドレスに踏み込むが、彼女はなにも言わず、おれもなにも言わずに無遠慮に、貴婦人のドレスの中を歩んだ。

また前を見ると、貴婦人たちはこぞって白いドレスを着用して、道に並列している。
こぞって誰かをただ待つように、どこかを見据えるか足元を見ているかしている。

それをおれなんていう、真夜中をほっつき歩くようなバカ者が無遠慮に、彼女らの純なドレスへ侵入していく……

なんだよ、いやに想像力ばっかり働くな。
ポケットに手を突っ込む。彼女らから見れば、いまのは「田舎と酒くさい男が、つっけんどんにポケットへ手を落とした」なんてカンジに、格好悪いだろうけど、おれはとにかく家に帰って、シャワー浴びて、一刻も早く、寝たい。

だが彼女たちはたしかにいるような気がして、胸騒ぎがする。
街灯を女に見立てて、その本来恩恵であるハズの明かりを、ドレスなんかに見立てて、何を言ってるんだってかんじだ、だが、やはり彼女たちはたしかにいるんだな。

「……うーん」

苦し紛れに唸ってみても、反応なし。
彼女らはおれとの、我慢比べみたいなもんに勝ったってのに、喜びすらせず、誰かを待ち続けている。

すと前を向くと、ドレスがあと1着しか見えないことに気がついた。
次で終わりなんだ。

おれは、くやしいが、頭をボリボリかいて、またもう一度唸って、手を組んで、格好ばっかり偉そうにしながら、……くやしいが。
ドレスとドレスの間にある、暗がりの中をカニのように横歩きし、一番最後のドレスをぐるっと避けて、ドレスの列から抜け出した。

なぜか、息をあらげたくなるような疲れの中で、ドレス列を振り返って、ゆっくり膝に手を当てる。
腰をおり、欲のとおりゼーハーとした。無様だ。

……この体制でいると、内ポケットに入ったスマホが落ちないか心配になる。
だけども、心配して結局落ちたことはなかったから確認するのも骨折り損というわけ。

ブブッ!とバイブ音がした。

「だ!」

内ポケットが震えているので、そいつがすぐスマホの音だとはわかったが、おれの震えた声は、驚愕と畏怖によるものだとはわかりたくない。

とにかく、バイブは着信用の通知音だ。
さっさと取り出し、確認すると『]:)』と表示されてる。いや、させてるの間違い……?
どっちでもどうってことない、とりあえず電話に出た。

なんとなく、ドレス列へは背中を向ける。

「もしもし……こんな時間にどうしたの?」
『え?あれ?電話かけちゃった??
もしもしぃ〜???』
「……酔ってる?」
『質問で質問に答えるんじゃないわよ』
「いまの質問だったか?」

酔った彼女は死ぬほど厄介だ。
どんな心おおらかな人物でも、彼女と飲めば最終的に彼女をガレージにぶち込んで、あさまでそこに閉じ込めておくくらいには。

しかし、今おれは彼女に対面しているわけではないし、もっとも酒さえなければものすごく良い女性だ。
つまり、なんの問題もない……モーマンタイ。

「間違い電話みたいだし、切ってもいいか?」
『おっけーほっけーまるもうけー』

耳元からスマホを下ろす。スピーカーにはしてないんだけど、彼女のムチャクチャな笑い声が響く。
親指で赤ボタンが覆い隠され『あ、まって!』今に押そうとしたところで止められた。

「ほい、なに?」
『……いまからお店これる?』
「えっ」

そのまんまだ。
行く気もないし行ける気もしないし行きたいとも思わない。

『──店にいるから、きてね』
「あ、……いや〜……うーん」
『なあに?』
「いや、……わかった、行くよ」
『やった〜っ!10分できてね!』

電話はあっさり切れた。
彼女に敵意はなかったのに、なんだって断れなかったのか、見栄か、なにかかな。

「ハア」

おれは抜けて出てきたドレス列から外れて、暗がりの方を歩いた。
それでも白いドレスはうっすらとおれの歩く道を照らしてくれていて、それが、おまえは結局離れられないんだって囁かれてるような気にさせてきて、気分が悪い。

「……お」

ふと、ドレス列の方を向くと、鳥が一羽、黒い羽毛を流動させながらビュッと、貴婦人のドレスを抜けていった。

顔で追うと、鳥は最後のドレスから抜けると、暗闇の海に溶けて消える。

やっぱり、なんていうか、鳥とか豚とか牛とかは、人間を凌駕した賢さをもってるのに違いないんだろうな、と、思った。

7/8/2024, 8:00:50 AM

一年できょうにしか使い道のない厚紙。


七夕は終わった。

だからといって、遊園地との別れのように、七夕を泣くほど惜しむ子供は、世界中どこにもいない。
我ながら卑屈だ、だけども文学には少なからず、こういう思考がつきものだ。だから気にしてない……けども卑屈の言い訳に、これを引き合いに出すのも卑屈かな、とも思った。

365日、時間に換算すると、8760時間もの、一年のなか、昨日でその役割を終えた短冊たちを指先でいじると、その表面がデコボコしてるのがわかる。
上の方には穴が空いていて、その下をツーっとなぞると、黒マーカーの冷たさで指先がヒンヤリした。

でなくとも、この倉庫は全体的にヒンヤリしている。
棚にドッサリ本が並べられまくってるのを見ると、暑苦しくていやになる、が、本は好きな方だ。
時計を見る。

そろそろ開業時間だった。

図書館に人がごった返すってことは滅多にないが、同じくらい人が誰もいなくなることも滅多にない。
手をはやめなきゃな。

短冊たちを、おれの隣にあった空のダンボールへ置いて、棚に両腕つっこむ。
しばらくスカスカなんの感触もなかったが、グッと奥へ乗り出すと、やっとカツンなんて音がして、そいつをひっつかみ、滑り出す。

短冊用の保管箱だ。薄緑の箱の中には、去年のぶんが輪ゴムに縛られて沈んでいる。
箱は、学生が毎日向かい合ってる机くらい広いために、場所には困らなかった。
おれも腕にひっかけていた輪ゴムを指先に回し、短冊をひっつかむと巻いて、箱の中にドサッ。

元通り棚に戻して、おれの隣のダンボールを持ち上げて、やっとおれは倉庫から出る。
そこは図書館カウンターに繋がっていて、だが今になってもまだ閑散としていた。

同僚たちは我らの職場サマである図書館の外骨格に取り付けられた、新設の親切料金自販機の前で、なにかを飲んでるか、単に遅刻かのどちらかだ。

床にダンボールを置いて、分解するみたいに大きく平らに広げていく。
手馴れた。

脇にほとんど厚紙になったダンボールを挟み、立ち上がると、ふと右へ顔を向けたくなる。

「……」

まだ誰もいない。
棚々の間、うす柔らかな風にのり、陽光に輝き、星空のような徐行をする埃たち。
まだ誰もいないので、歩む人々に巻き込まれることなく、美しく過ごす。

こういうのが好きだ。

昨日まであった、笹と、それに付いた短冊はもうない。いつもの懐かしい風景が余計に綺麗だと思う。


『最近どう?』

風呂に入る前も確認した。
もう夜中近い時間で、おれですらもう、マットレスに腰掛けてるくらいだっていうのに、返事が来てるわけない。

ボタンを押し込んで、スマホを床に放り投げた。
そこまでヒドイ音はしない。安物のカーペットはまだ新品だからだ。

床に落ちてたトコを拾い上げ、ボタンを押し込むと、死ぬほど古くて厚いテレビがつく。

ニュースキャスターが、申し訳なさそうな顔をして熱中症で人が何人も倒れたって話をしている。
……きょう見た短冊のなかに、熱中症がはくはいますように。というのがあった。
「な」を「は」と勘違いしていて、「り」が「い」みたいで「す」はリングの部分がやたらデカかった。
こどもだろうに、そうやって書けるのは、素直にスゴイと思う。

床へ目を落とすと、図らずも自分の、バカみたいに細い足先がぼんやり白く浮かんでるのを見つける。
自分は、ふつーに生活して、ふつーに働いているけれども、こんなに骸骨なんだな。

去年もこうしてそう思ってた気がする。
このあと、おれはスマホを拾って、文字を打つんだ……と思い出すが早いか、既にスマホへ身を屈めていた。

『おれはホドホド。おまえもムリは』
「……」
『おれはホドホド。おまえは、おれとちがって、毎日きばってそうだな』

……やっぱりやめる。
スマホを床に落として、テレビを消して、横になった。


今日も倉庫にいた。
寒いくらいの冷房だが、外は正に、死ぬほどの暑さなんだろうから、別段恨むこともない。

また棚に両腕突っ込んで、取り出した。
箱を開けて、束をすくい上げると、輪ゴムを外して文字を読んだ。

『みこちゃんと幸せになれますように。』

カップルかな。
図書館デートって、おれ的には二股の猫くらい珍しいが、自販機目当てだろうか。近所に水族館が建ってあることを、思い出して思った。

そいつを一番後ろに繰って、次のを読む。

『コンサートチケット、当たりますように!!』

誰のコンサートだろう。夏のコンサートって無性にキラキラして良い。サンボマスターとかかな。WANIMAとか……
メジャーどころしか思い浮かばない。スマホを連絡手段ように契約したからだ。

『日ほ んをつつむ きょ大バ リアが 早く かい発されますよ うに。』
『バズ.ラ イトイヤー ほ し い』
『ゆめがぜんぶ かないますように。』
『おか あ さ んが び 人 にな ります よ うに。』
『じい ちゃん がい きかえ り ま すよ うに。』
『ようかい に あえます ように』

こどもたちだろう。
おれの働いている図書館には、靴脱いで上がれるキッズスペースみたいなのがあって、絵本を敷き詰めてある。子連れにも大人気と言い切れるだろう。

時計を見ると、やはりもう始業時間が近い。
短冊に輪ゴムを巻き付け、箱にしまうと、カウンターの方に向かった。

人の願い事を読み返すのは、些か悪趣味とも言えるが。あの箱を、短冊専用ゴミ箱にはしたくなかった。

7/6/2024, 12:23:46 PM

【UNDERTALE二次創作】


パピルス、洗濯カゴを突如ひっくり返し、ドサドサ散らかすと、キッと眉をつりあげ、ソファに向かって、「もー、兄ちゃんまた散らかしてる」と、発した。
その後、しばらく黙ると、自分で散らかした服たちをさらにぐちゃぐちゃに広げて、また立ち上がると「オレさまがいっつもどんだけ苦労してると思ってるのっ」。
今度もまた、黙る。
だが今度は、その場から立ち去ってしまった。

リビングより、ガソゴサものを漁る物音が響く。

そしてすぐ、パピルスはまた別の洗濯カゴを手に持ちやってくると、それを一息に、また地面へ散らばす。
そして今度は、キッチンのほうへ歩くと、がぽっ冷蔵庫を引き開いた。

途端、その引の風によって、塩気の抜けた、ペラペラなポペトチッスプ袋が飛び出してくる。
パピルスは、冷蔵庫の真正面に立っていながら、ポペトチッスプはそれを器用によけ、パピルスの脇をすり抜けると、リビングとキッチンの境目に力無く落ちた。

「……あ」

振り向く。

「……もう!いっつも兄ちゃん言うこと聞かない!
もーっ、そんなじゃ、……えーっと……
え、えらいひとになれない……」

「こう見えてもトントン拍子に出世してるんだぜ?スケルトンはだけに!?」

雪のつもった森の奥、で兄にふった言葉そっくりそのままだった。
苦し紛れにこうなることは、最近のパピルスにはよくあることで、そんなじゃえらいひとになれない、という語を使うのも、これで五度目になる。
パピルスは黙りこくり、ソファへ、ほとんど落っこちるみたいに腰をひっかけた。

「……まだボク、トモダチかな?あのコと……」

雪のつもった森の奥、パズルをけしかけ、兄といっしょにコミュニケーションをとった、
パピルスにとっての、はじめて会ったニンゲン。

パピルスの頭蓋骨には、正真正銘の無表情のみしか刻まれていなかったが、あのコのくどき文句は、一言一句覚えてる。

「シンパイしなくても……あえるぞ、またすぐっ」

顔を引き上げると、目に飛び込んでくる自分で汚した光景たち。パピルスの眼窩はヒクと歪み、頭蓋の中には「もともとシンパイないけど」という、あからさまに似たギャグがよぎる。

「……もともとシンパイないけどっ」

パピルスは、ポソとソファに倒れ込み、膝を抱えた。
ヒザが口元にあたるほどの長い足を、その胸に抱き、パピルスのめはかわらず空洞である。

誰かさん(ず)のせいで泣くという行為に特別意識が生まれ、ストッパーが必要以上にかかり、絶対に泣けないパピルス(こどもっぽいパピルスが泣かないというギャップが良い)。
すごくこどもらしいのに、大人顔負けのイカしたあたまの持ち主、パピルスは魅力的だ。
だがもうだれも、彼のもとへ戻れない。

彼はわたしたちを思い出し、わたしたちは彼のわたしたちの思い出を見る

7/4/2024, 2:08:48 AM

【勝手すぎる個人の感想であり、主観多分に含む】

サンズの知名度をわたしの手によって、さらに押し上げる。
夢である。

現実、わたしは愚かで、ただのファンダムのひとりに過ぎない。
絵は描くし、文も拙いが書いている!
だがそれが問題だ。

サンズとは、UNDERTALEに登場するキャラクターで、UNDERTALEというのは、Toby Foxが主軸となって制作したインディーゲームである。
TobyFoxは、東方、マザーシリーズの大ファンであり。UNDERTALEもその影響を受けての作品。

彼は、自分の「好きだ」という気持ちをゲームや、耳コピという分野で具現化させたのだとわたしは思っている。
勝手に人の気持ちを推し量ることがどれだけに愚かかはわかっているつもりだが、しかしわたしにはそう思えてしかたがない。
そしてまた、TobyFoxは、自身のUNDERTALEもそのように愛されると信じていた、あるいは希望していたのではないかとさえ、考えてしまう。

だがわたしは、UNDERTALEのサンズというキャラクターがオタク、腐女子の手によって少々脚色されているように感じる。
等身は違う、顔面の比率は違う、それだけに留まらず、性格や口調、好きな物までもが変更されてしまう(誤解されたくない、わたしはこのような文化が好きで、サンズというキャラクターがひとりひとりの手により、十骨十色なのを気に入っているし、そのすべてを好きでいる自信がある、また、このような変更は原作を愛していても起こり得る。
原作のサンズを貶しての行動では無いことは、わたしも充分に理解しているつもりだ)。
これをTobyFoxはどのように受け止めているのか。

二次創作に対して、口出しをしない原作者というのは、常になってきているが(自分の想像通りに物事が進む訳では無い、ましてやどう愛するかというのは、人によって全く違うワケだし、そこを制限することでジャンルが廃れる可能性すらある、さまざまな要因があって、そのような中立態度を保っているのだろう)。
しかし、はたしてこれが辛く厳しいものなのか?
というのは、オリジナルキャラクターを作らないわたしには測り兼ねる。
そうでなくてもわからないだろう。

サンズの知名度を、わたしの手によってさらに押し上げる。
夢だ。

この夢を実現するためには、TobyFoxの思い描いたサンズという人物像を極限まで理解して、
その思考回路や、性格をつきつめ、
わたしの中に、TobyFoxのサンズ をつくりださなくては、ほんとうにサンズの知名度をあげた、ということには、ならないと思う。

しかしわたしは非常に女々しく、ワガママだ。
愚かなファンダムの、ひとりである。

わたしが思い描き。好きなサンズは、TobyFoxのサンズ とはかけ離れているのだろう。

たとえばわたしは、サンズにメスガキ的素養を感じるし、テキトーにあしらうような態度をしてくれると信じてやまないが、実際どうなのかはわからない。
また、サンズは気温を感じ、汗はかく。
泣く時はあるし、それと同様に、怒鳴る時がある、そしてこれが一番重要で、サンズは息をしていて、深く呼吸をするとき、胸に手を当てさせてもらうと、大きく肋骨が上下するはずだ。
……と考えている。
わたしは単なる日常生活をおくるサンズも好きなのだ。
だが、TobyFoxのサンズはどうだろうか、汗を流すことすら怪しく、気温についても同様。
涙など出ないだろうし、怒鳴るところなんて、キャラ崩壊も甚だしいのである。

わたしはわたしが好きだと思うサンズを、TobyFoxの期待や希望を裏切り、好きでい続け創作を続ける。
不健全であり、欲望の塊であるからして、わたしはわたしの夢を追うことができないのではないかしら。

TobyFoxが望んでいる、ファン活動をしたいと思うと同時に、勝手にTobyFoxの思いを汲んだつもりで、勝手に辛い節制を自らにもとめるのは、じょうだんにもならないヒドイ行為だとも思う。

だが、わたしが理想とするファン像とは、
「人の解釈を否定せず、自分の解釈も否定しない」
というスタンスで、ああこういう解釈もあるのか、萌えるな、自分も好きやな、いいね!!の精神。

「この解釈が正しいだろ」と押し付けるのが、TobyFoxにとって、わたしにとって、いや全てのひとにとって嫌な信者像だろうと確信する。

よって、わたしはさまざまなサンズをわたしの脳内につくりだし、それを具現化して、楽しい創作活動を続ける、これが道だろう。
その先になにがあるかはわからないが、努めて、サンズというキャラクターを愛し続けていたい。

今回はまとまらなかった、
最後に言いたいのは、TobyFoxの二次創作に対するスタンスや対応は素晴らしいということ。
感謝の他ない、おかげでわたしは今日も明るく生きられる

6/22/2024, 11:53:09 AM

たとえば、
輝かしい生命に感謝を告げるのが、そうだったり、
なんもしない毎日に後悔するのが、そうだったり、
省みれないくらい、忙しいのがそうだったり、
そういうのが、たぶん日常なんだな。

オレにとっての日常は、なんもしないこと。
でもだからといって、後悔してたり、それで苦しくなったりはしてない。
つまり開き直ってんだな。

まあ近頃は、すきなことで生きていく、
なんて文句もあるくらいだ。
オレのすきなことは、なんもしないことだから、
べつに誰かから咎められるようなことじゃないハズ。

弟からは、まあ怒られるだろうが、
あいつも独り立ちして、オレと顔を合わせるのはすごく大事な日だけ、とかになっちゃったし。

つまり、オレはきょうもあしたも日曜日。
で、オレはそれを苦しくさえ思ってない。
最強だな。最弱だけど。

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