君と喧嘩した
分からないけどこれは喧嘩だと思う
突然、君が話してくれなくなった
冷たい反応しか返ってこなくなった
私に笑ってくれなくなった
どうしてかは分からない
別の人と話している君はすごく楽しそう
私、何かした?
君の気に障ることをした?
嫌われるようなことをした覚えは全くない
離れたらいいと他の人は言うけれど
私は離れたくない
でも、理由も分からないのに謝罪するのも何か違う気がする
だから、私は花を送るよ
重いって思われちゃうかもしれないけれど
『寂しい』の言葉とともに
___カモミールを____
「ねぇ、まだ半袖って寒いと思わない?」
今の時季は寒暖差が激しいから何を着るべきか分からない
朝、晩は肌寒い気がするし
かと言って、昼は暑い
薄手の長袖か半袖の上からシャツを羽織るのがベストかな
と思うんだけど
どういう答えが返ってくるかな
「
半袖の方が二の腕が見えて好きだけど」
「長袖にしよ」
あなたに会えなくなって
どれくらいの月日が流れたのだろう
あなたは突然姿を消した
どこに行ったのか、色んな人に聞いたよ
「知らない」って言う人が多かった
でも、私は諦めることができなかった
「大好きなあなたにもう一度会いたい」
そんな想いで探し続けた
そして、ある人が教えてくれた
あなたは今、海外にいるそうね
どうして何も言ってくれなかったの
私じゃ頼りなかった?
私は泣き崩れたわ
悲しくて、悔しくて、もどかしくて
今宵は満月
どの国にいるかは分からないけれど
あなたも同じ月を見ることになるでしょう
あなたと私を繋いでくれるのは空だけ
それなら、「愛してる」の言葉を込めて
あなたの幸せを月に願おう
雨の日はあの人を思い出す
雨を表す美しい言葉を教えてくれた人を
『雨は雨だけじゃない。
雨を表す言葉はいろんなものがあるんだよ。
新緑の季節に降る雨は「緑雨」
花に降りそそぐ雨は「紅雨」
空が黒くなってしまうほど降る大雨は「黒雨」
月明かりの夜に過ぎていく時雨は「月時雨」
空に雲が見えないのに降る雨は「天泣」
7月6日の七夕の前日に降る雨は「洗車雨」』
『じゃあ、七夕に降る雨はなんと…?』
『それは「催涙雨」彦星と織姫が別れを惜しんだり
会えずに悲しんだりする雨と言われているんだ』
『雨って美しいですね』
『そうでしょう?
他にもたくさんあるんだけどね』
その人は未だ降り止まない雨を見て微笑んでいた。
「来週、持久走なんだって」
と友達が教えてくれた
サボる勇気がない私は絶望した
日常のちょっとした『逃れられない』こと