あなたは誰?
わたしはあなた
ふーん。でも、私はあなたじゃないよ。
そこが共通しているとは、かぎらない。
へー。難しいものだね。
後ろ見てみて
ん?
……
あれ?いない
……
なにか落ちてる。
……
なになに?
……
『ずっと見てるよ』
……
見守ってくれてるのかな
それとも、……
……
まあ、いいや!遊びに行こ!
……
……
……
……
……ずっと、見てるよ。
今日のお題
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あなたは誰
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このまま時間が止まってしまえばいいのに…
「時間よ止まれ」
なんて言っても、ラノベの中ではなく現実なので
時計は無常に秒針を進める。
時間が止まって欲しいのは、
今の恋人との関係を繋げたいから、
小さなことに喜びを感じられる日々を続けたいから、それから、
私が世界に馴染んでしまわないで生きていたいから。
私はこの世界に生きているけれど、ほかの人たちと同じになりたくない。もっと突出した……なにか、すごい生き方をしたいな……
なんて願っても、流れ星の流れない曇った今日では
願いは叶わない。
……叶わないなら。
流れ星なんかに頼らずに……
私が私の願いを……
叶えてあげればいいじゃない!
今日のお題
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時間よ止まれ
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あけおめーーーーー!!!!!!
ことよろーーーーー!!!!!!
これに限る。
今日のお題
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新年
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変わらないものはない。
私たちの関係以外は。
入学式一目惚れしたの、あなたに。
だけど勇気がなくて、なんだかんだ、卒業式…
この3年間、ずっと関係が変わらなかった。
ああ…この卒業式は、人生で1番悲しい式になりそうだな、。
式が終わり、桜をぼんやり眺めていると、あなたがきた。
『話があるから、その…中庭に来てくれない?』
もしかして、って思った。けど、そんな都合のいい事あるわけない。そんな私の想いを全部見透かしたような目をしたあなたは、中庭について開口一番、こう言ったの。
『…ずっと前から好きでした』
『え…!?』
驚いた。こういうことって、なんて言うんだっけ。えと…“両片思い”…だっけ?
『…私も、大好きです』
こう返した途端、あなた…いや、貴女は緊張がほぐれたような顔をした。それから、私が惚れたかわいい顔ではにかんだ。
『これから、よろしくね!』
『うん、よろしくね!』
ああ…この卒業式は、きっと人生で1番幸せな式になるだろうな…
やっぱり、変わらないものってないんだなあ…
今日のお題
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変わらないものはない
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さよならなんてたったの4文字の、ありふれた言葉で別れたくない。
言う方は4文字だけで言いやすいのかもしれないけど、言われた側はなんだ、それだけかと呆れてしまう。
変な言葉になってもいいから、どこか別の言語の様なもので、さよならして欲しい。
まぁ、さよならするならだけどね。
本当は、さよならなんて、したくない。
今日のお題
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さよならは言わないで
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