仲間になれなくて
3月からジムのスタジオに通っている。
ミセスなどの流行りの曲に合わせて踊ったり
リズミックボクシングで滝のような汗を流したり。
実は1年前からジムには通っていたが、正直自分に厳しくできなくてお風呂だけ入って帰る日がほとんどだった。
プログラムに参加するようになってから、回りの目があるのでほぼ毎日参加できるようになった。
インストラクターが頑張っているとグッドマークをくれるのも励みになっている。
一つ、後悔していることがある。
プログラムに参加しはじめた春あたりに、仲間をつくらなかったことだ。
最初の方は近くで踊っている人が笑顔で笑いかけてくれることが多かった。
だけど私は恥ずかしさもあって気付かないふりをしてしまったのだ。
そのせいもあってか、スタジオプログラムの中でなんとなくある仲良しグループに入れないのだ。
出会ったときに挨拶したり、休憩中にプライベートなことを話したりする仲間が私にはいないのだ。
まぁ、それで困ったことはないのだが。
ないよりある方がもっと楽しめたのかもしれない。
雨と君
オオカミこどもの雨と雪
人狼の夫をもち、人狼の双子を産んだ花。
オオカミの道を選ぶ雨と
ヒトへの道を選んだ雪を女手一つで育てあげた。
はじめての子育て、マニュアルのない人狼の子育て
花のたくましさと強さに胸を打たれ、
なによりも雨と雪の子育てが一段落して双子が手元を離れたあとの花がすごく儚くさみしげだったのが強烈な印象として残っている。
天国に先立った人狼の夫に微笑む自慢げな表情が頭から離れない。
つよくつよく、母という存在の圧倒的な強さを感じた。
誰もいない教室
静か。
生徒たちを無事に送り出した安堵感でほっとするときもあるし、疲れすぎてぐったりするときもある。
このあと解決しなければならない問題があってまだ緊張が解けていないこともある。
この静かな教室も明日になればまた騒がしくなる。
それだけは確かな真実。
信号
車のドライバーが信号待ちにスマホを触っているのをよく見る。
もはや癖のようである。
おそらく暇な時間があると、条件反射でスマホのロックを解除してしまう習性があるのだろう。
かくいう私もこの文章を信号待ちに書いている。
数年前にこのことを兄に叱られた。
前方不注意だと、珍しく厳しく言われて
通勤の信号待ちに化粧をしていることも白状させられ、大変な修羅場だった。
その際に、癖だと認識しているなら、触りたくなるものはすべて後部座席の手の届かないところに置きなさい、と約束させられた。
すっかり約束を破ってしまっている私へ
事故は一瞬、後悔は一生
この言葉を身に刻め!
Secret love
誰にでも人には言えない性癖があって
それを満たす方法を考えている。
官能小説や漫画を読んでみたり、動画を観てみたり
心は満たされる。けど、やっぱり自分の体も1度でいいから満たされてみたい。
長年の恋い焦がれる思いが先だって、「Secret love」という店を訪れた。
ちゃんと秘密を守ってくれる安全なお店
長年の夢が叶って心も体も満たされて、新しい扉が開けた気がする。
代償として、交通費と利用料で5万もかかった。
それでもいいと思っている。だって安かったら癖になってその世界から抜け出させない。
これが私のSecret love
墓場までもっていく。