ふとした瞬間、この先生きていけるのか不安になる。
特に病にもかかっていないし、お金が無いわけでもないのに、将来について不安を覚えてしまうのだ。
それは、ただの杞憂かもしれない。けれど、昨今の世の中を見てみれば、そう思ってしまっても仕方ない。
だからと言って、私が何かしようとしているか、と聞かれたら、もちろん何もないのだが。
私はまだ学生だ。まだ、親の保護下にある。
気づいてしまったのだ。それがどんなに気楽なことか!世間の難しいことを考えなくて良いということが、どんなに素晴らしいことか!
それでも、私は、私たちはいつか大人になって、自分の足で、この社会を歩いて行かねばならない。
願わくば、それがせめて、良い結末を迎えてくれたら。
この先の見えない世界で
僕らは必死に足掻くのさ。
この命が…燃え尽きるまで!
この世界で生きている
小さな小さな命
ちっぽけだけど、力強く生きている。
私達から見た小さな命はなんだろう。
きっと、何者かから見た私達も、小さな命なのだろう。
小さな小さな命でも
それは、私達の持っているものと
何ら変わらない『命』
命の重さは、変わることがない。
私達たちは、それを知っているうえで小さな命を奪う。
軽く見ちゃいけない。
それだけでいい。
簡単なことだろう。
何かの命の上に、私達の命は成り立っていることを
私達は、決して忘れてはいけないんだ。
それでは
『いただきます』
小さな―――命よ。
光と闇の狭間で
私は今も生きている
善と悪の狭間で
私は今も生きている
曖昧な空間は
いつしか『普通』となるだろう
得意じゃないけど、苦手じゃない
好きじゃないけど、嫌いじゃない
そんな中途半端な感情は
そんな中途半端な景色は
灰色に染め上げてしまえ
もしもタイムマシンがあったなら、
もう一度、友達としてやり直したい。
別のクラスになって、あまり関わりが少なくなってしまったから。もっと気にかけていれば、不登校にもなっていなかったかもれないのに
病んだ心も、癒せたかもしれないのに。
今年の夏休みも、一緒に遊べたかもしれないのに
LINEも、繋がったままだったかもしれないのに
そんな幻想を唱えても、無意味だなんてわかってるさ
だって
そんな夢見たって、『タイムマシン』なんてもの
現実には無いのだから。
いまできることは
かろうじて残っている縁が
切れてしまわないように
僕らの行く末を
見守るだけなんだ