貴方はここでは幸せになれない。
だって、愛することを否定されているんだから。
女は男。
男は女。
昔の考えをもつここでは幸せになれない。
だから私とここではないどこかで幸せになりませんか?
愛することに対して自由な所へ。
fin
私たちは周りが見えないくらい幸せだった。
毎日のように愛してると言い、
互いの愛を確かめていた。
でもある時は突然で、理由という理由はなくて、
ただのすれ違いだった。
お互いに仕事が忙しくなり愛してるは言わなくなった。
でも、連絡は毎日ではないけどしていた。
だから大丈夫だとなぜだか思ってた。
ある日、久しぶりに会おうも誘われた。
いつぶりだろう、
というか、あっちから誘うなんて初めてじゃない?
そう思いワクワクしていた。
だけどそう思っていたのは私だけだった。
待ち合わせ場所に着いた時、
貴方は早めに着いてて、だけど表情は暗くて…
私はその時察したよ。
そういうことなんだって。
別れよう。
思ってた通りの言葉だった。
私は理由を聞いた。
分かっていたけどあなたの口から聞きたい。
私のダメだった所を教えて欲しい。
そしたら私は…
ダメだ。何を期待しているの?
言われた所で何が変わるの。
貴方はずっと前から考えてたんだよね。
だけど私はそれを見て見ぬふりをしていた。
最低だ。
分かった。
やっと出た言葉はこれだけで、
貴方は今まで、ありがとうと言い、
私に背中を向けて歩き出した。
これが貴方と最後にあった日。
あれから私はまた仕事に打ち込んだ。
貴方を忘れようと…
でも貴方は幸せみたいね。
風の噂で聞いたわよ。
家族が出来たんだってね。
てか、結婚してたんだね。びっくりだよ。
私なんてしばらく相手も出来ないわ。
なぜだか分かる?
それはね、
貴方が忘れられないから。大好きだから。いや、
愛しているからだよ。
どうか幸せになってね。
fin
自由に咲く花たち。
風に揺られて楽しそうに踊っている。
雨で濡れて悲しそうにしてる。
太陽からの光で元気そうにしている。
綺麗、ステキと言われ照れている。
そんな花たちも私たちと一緒で繊細なんだ。
心無い言葉を言われれば元気をなくしてしまう。
だから大切にしないといけない。
花も私達も。
繊細だけど綺麗だ。
それが花なんだ。
fin
1年後の私へ
って言われても分かんないよね。
だって明日のことも分からないのに1年後って…笑
だけど皆はなぜ1年後の自分に思いを伝えるのだろうか。
それは、本人にしか分からないけど
1年後の自分に期待してるんじゃないかな。
今の自分に少し不満があって、
だけど1年後の私なら変わってるはずって。
いや、変わってて欲しいって願ってるんじゃないかな。
だから、明日じゃなくて1年後なんだと思う。
明日は短いから。
だけど、1年後は明日よりは長いから。
沢山時間があるから。
自分を変えるには沢山時間があるから。
じゃあ、私も1年後の自分へメッセージ書こうかな!
”1年後の私へ。
元気にしてますか?少しは大人になってますか?
自分のやりたいことは出来てますか?
少しでも楽しく過ごせてるならもうOKです!!
自分に自信をもって頑張ってください!
応援しています!
1年前の私より。”
fin
子供の頃は友達と放課後に遊ぶのが当たり前だった。
ランドセルを玄関に投げて遊びに行く。
これが毎日続いた。
でも、私たちが中学生に上がった頃、
放課後は部活動で皆の時間がバラバラになった。
私は文化部だったので、部活動があっても早く終わる。
他のみんなは、校庭で楽しそうに走ってる。
私もその輪に入りたい。
今も子供なんだけど、環境が変わったから人付き合いも変わった。
高校生になった私たちは皆バラバラになった。
中学生の頃と違って時間がバラバラになっただけじゃなくて行く場所も変わった。
学校に行っても知らない人ばかりでさらに人間関係に悩まされた。
高校生は子供か大人か分からないよね、
でも私にとってはまだまだ子供なんだと思う。
高校を卒業した私たちは、自分の将来のために動き出した。
働き出した人もいれば専門学校や大学に行った人もいる
もう私たちは子供じゃない。
立派な大人だ。
だから、自分の行動、言動には責任をもたなきゃいけない。
気軽に友達と遊びに行こうだなんて言えない。
その前に、友達なんているのだろうか。
大人になっても会える友達が…
大人になって気づく。
子供の頃は無邪気で辛くても周りの人の支えもあって乗り越えられた。
だけどね、大人になった私たちは辛いことがあっても1人でどうにかしないといけない。
嫌になったから辞めるとか休むとか簡単に出来ない。
だから子供の内に友達と遊んで欲しい。
大人になって後悔するから。
楽しい時間を今のうちに過ごして。
fin