あっ、飛び立とうとしている。
羽が揺れている。
真っ白な羽。触れてはいけない羽。
この世界には人間と天使が共生している。
天使と言っても、見習い天使らしい。
一人前になるために、空へと飛びたっていく。

私も元は天使だった。
私は空へ飛ぼうとしたが、無理だった。
落ちてしまった。
私はその日から堕天使となった。
私と話すことは禁じられている。

私の羽は黒くなった。
でもそれでも私はこの羽が好きだ。

開けていまいました。
秘密の箱を。

もう後戻りはできません。
鍵をかけるようにも、鍵は壊れてしまいました。

無人島にいくならば、何を持っていこう。
スマホとか？
でも、実際はいらないですよね。
充電しないと使えなくなってしまうし。

無人島にいくならば、屈強な男の人でも連れていこうかしら。

うぅ、寒い。
秋風って冷たいですよね。
身に染みます。
いっぱい着込んであったかくして今日は寝ましょう。
風邪を引いたら大変ですからね？

悪い予感がします。
根拠はないんですけど。
お腹と背中がもぞもぞして、悪寒がします。
何か良からぬことが。
準備しておいて損はないでしょう。

これなら空から槍が降ってきても、隕石が落ちてきても大丈夫ですね。