NoName

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9/15/2025, 10:13:54 AM

旅に出ることにしました。
昨日、失恋をしたもので。行き先はどこにしましょうか。
ちょいと月まで行ってみましょう。
月からあなたを眺めるのもいいかもしれませんね。
ちょっと気持ち悪いって?それも恋というものですよ。
あなたもきっと大人になればわかりますよ。
ずっと眺めていたいという恋が。

9/14/2025, 12:02:07 PM

君との暮らしにもだんだんと慣れてきました。
君は植木鉢を倒したり、壁をひっかいたりするけども。
今日は一年で一番月が綺麗に見える日のようですよ。
いつもは見たりしないけども、今年は君がいるので一緒に見たいです。
「一緒に月を見にいきませんか?」
「ミャア〜!」嬉しそうに鳴いています。
「それじゃあ、お外に行きましょうか。」
外はいつもよりも明るくて、温かく感じます。
君は私の腕のなかから不思議そうに月を見上げています。
「月が綺麗ですね。君も綺麗だと思いますか?」
「ミャア〜。」楽しそうです。
今日は君と月を見れてよかった。君は私にたくさんの幸せをくれますね。
君と見上げる月は今まで見てきたなかで一番綺麗です。

9/13/2025, 10:10:51 AM

君が来てから、家が賑やかになりました。
以前はこんな広い家に私ひとりで、とても寂しかった。
でも君が来たからもう大丈夫。もう寂しくないです。
欠けていた私の空白の部分に君という存在がピッタリとはまってくれました。
「ミャア〜、ミャア〜。」
おや、あの子の呼ぶ声が聞こえます。
今日は何をして遊びましょうか?

9/12/2025, 12:25:10 PM

台風が過ぎ去ってから1日たちました。
昨日は雨も風もとても強くて怖い日でした。今日から台風に壊されたものの片付けの日が始まります。
台風って嫌いです。今でも積み上げてきたものを全て持っていってしまったみたいで。
ため息をつきながら玄関に向かい、扉を開けました。
「ミャア〜」
おや、どこからか猫の声が聞こえます。
「どこにいるの?出ておいで。」猫に呼びかけてみます。
10分後、どこからか子猫が出てきました。
「ミャア〜、ミャア〜」
「どうしたの。親はどこにいってしまったの?」
あたりを見わたしても親猫らしき影はありません。
「台風のせいではぐれってしまったの?かわいそうに。うちにくる?」
猫を嬉しそうに「ミャア〜」と鳴きました。
私は先ほど台風が嫌いだと言いましたが、たまにはいいこともあるのかもしれません。
こんなに素敵な出会いを運んでしてくれたのですから。