届かぬ想い
私は、結婚してます
旦那のことは心から愛しています
でもね、私には忘れられない人がいるのです
中学生の頃の優しい先輩
ずっと片想い
心はズキズキします。
これでいいんだ
そう思いきかせてます
この空の下で同じ月をみてるかな?
想いは届かなくてもいい
元気に幸せに生きてくれているのなら
私は幸せです
卒業式に
「ガンバれよ❗」
と言ってくれたから
神様へ
十五年前、生死をさまよった時に
お会いしましたよね?
メチャメチャ怒って
「それで、生きるの死ぬのどっちなの?」
「私は言いました」
「もう少し生きたい、」
じゃあ生きるのねと
ノートにかいてた
あのときに生きる選択を作ってくれて
亡くなったお父さんに会わせてくれて
ありがとうございます
今は元気ピンピンですよ
私は忘れない。
神様が
「来るんじゃね~」と
おっしゃったから
星空の下で
私には特別な友達がいた。
大阪出身のRくん
いつも一緒だった
Rくんは小さな体に似合わず
個性的だった
タクヤエンジェルというブランド
派手だったけど、Rくんにはピッタリだ
私のことを「相方」と呼んでくれた
(付き合ってはない、性別を超えた存在)
ある日突然、私の携帯が壊れた
バックアップしていなかった。
Rくんの連絡先もわからなくなった、ゴメンね
でも私は忘れない
野原に2人で寝っ転がって
「星が綺麗やな」
「うんずっと見てたいね」
いつか会えると信じてる
私も、きっとRくんも
またあの時のように
星空の下で
見つめられると
私は黒いポメラニアンを飼っていた
子熊みたいだったので「くま」と名付けた
くまは人間が大好きだった
散歩に行くと、誰かれかまわず飛びついてた
私の目をまっすぐ見つめられると
なんか恥ずかしいけど、かわいくて愛おしかった
10歳で心不全、夫と私の間で
苦しむことなく旅立った
今は写真のなかで、私の目を真っ直ぐ見ている
天国で大好きだった、ヨーグルト
食べているかな?
待っててね、かわいい息子
私たちが空に行くまで
My Heart
私は一年間入院してた
メンタル病んで、死にそうになった
いわゆるオーバードーズをしてしまった
2週間意識のない状態だった
私の回復を看護師のkさんは
喜んで、そしてバカって叱ってくれた
みんなが言う
「次はないよ」「奇跡だよ」
行く場所も、帰る場所もなかった私に
kさんは「ガンバりすぎんなよ」と
笑顔を見せてくれた
もしもう一回会えるなら
「ありがとう」と伝えたい
心からの敬意を込めて
ガンバりすぎずにガンバってるよと