遠い日の記憶
何のための結婚式だったのか。
何のために二人で決めた曲だったのか。
何のために二人誓い合ったのか。
何のための思い出の日々だったのか。
いま当時を振り返ってみたが、腑が煮えくり返ったみたいで、正直気持ち悪い。
指輪も結婚後一切してくれなかったよね。
喜んで指輪をはめていた私が馬鹿みたいだったね(笑)
いま思い返すと結構詐欺でしかならない生活だったなぁ。
当時の曲を歌ってみたけど、実際冷め過ぎていてくだらな過ぎて笑えてきた。
でも、素敵な曲だったのには変わりはないので口ずさんでいるよ。
涙が出てくるけど、それは浄化している証拠。
中身がない結婚式。中身がない生活。中身がない家庭。
貴方はそれで満足だったのだろうか。
私ばかり幸せを見ていたみたいで、笑っちゃった。
貴方は何を見ていたの?
貴方は何を望んでいたの?
貴方の未来像は何だったの?
あの結婚式の当日
こちら側は親族等併せ持っていて、貴方は承諾してくれていたよね。
そちら側の親族等も私は心配して慎重に伺い聞いていた。
貴方はそれを望んだ。
お互い話し合いで決めて、貴方は納得していた。
結婚式当日、事件が起きた。
こちら側の親族の話をそちら側の親族が聞いていて、話の内容が気に入らなかったと。
直接親族に話をすれば良かったものを、話を持ち込み私に話をぶち撒けたよね。
それも、新婚旅行の最中に。
私だって楽しかった旅行がおじゃんになり、一体何が起きたのかもわからず、不安とそちら側の鋭い剣幕に恐怖を煽りながら、一体何がいけなかったのかも分からず、そちら側の実家に伺う事になり、話を聞き、こちら側の責任だと荒立てた言葉を発して、私が悪かったようになり、謝るしかなかった。
当事者の親族にも直接会うのは難しかった為、電話の一報で謝るかたちになり、ひたすら謝った。
こちら側の親族にも報告したが、何故直接本人に言わないで私に言ってきたのかが疑問だった。
それからお互いの親族に亀裂が生じた。
私はどうすれば良かったのかもわからずに、ただ「◯◯ちゃんは、もう、◯◯家の一員だからね。」と、
向こう側の親族に言い放たれて、最初は何故そのような言い方をするのか正直疑問に思っていたが、結婚した以上そうするしかないと思いその言葉を受け入れていた。
今思い返すと、当事者同士で話し合えば、こんな事には、亀裂はつかなかったのでは?
と思うし、結局は恨みが妬みがあったからだろうと、いま思えば納得できる。
そうですよね?義理姉さん?
空を見上げて心に浮かんだこと
空を見上げても、何処を見上げても、何処を見ていても、何処を見下ろしても、
「孤独」が付きまとう。
そう、貴方が言ったから。
そう、貴方が私を突き放したから。
そう、貴方が全てをdeleteしたから。
そう、貴方が私を育てたから。
じゃあ、何のための夫婦だったのか。
じゃあ、何のための子育てだったのか。
じゃあ、何のために家を建てたのか。
じゃあ、何のためにペットを飼ったのか。
じゃあ、何のために ???
何のための私だったんだろう。
ずっと考えさせられる生活だった気がする。
家政婦と言われたら、本当にそれまでだった。
完璧でなければならなかったあの空間。
私は疲れ果てていた。
結局は重荷が降りかかっていたから。
そして今もなお、余計なものまでこっちに引っ張ってきて、責め立てらる筋合いなんて全くないんだけど。
終わりにしよう
は、何についてなのか、さっぱり私にはわからない。
確かに過去に「終わりにしよう。」は聞いたことのある別れの言葉。
私はそうして、私達はそうして、別れを告げた。
あれから幾つ刻が月日が過ぎたのだろうか。
大好きだったあの頃に戻ったとしても、きっとあの頃と同じには戻れない。
それを頭で理解しているから、もう戻れないの。
偽りだったとしても、時間は嘘をつかないし、つけないから。
元気にしているのか。それだけが気がかりだけれども、返事は何一つ返って来ない。
再会させる事もこんなに難しいことだなんて思ってもみなかった。ただ、子供達がかわいそうとしか言いようがない。
この世の中にしたあの人達を私は死んでも許さないと誓う。
こんな制度にしたこと、絶対に許さないし、許されない。
いい加減に人の気持ち考えろよ。とも思うし、
人々の気持ちを考えてほしい。
わかっていない人が制度を捻じ曲げているのだから。
私はその人を決して許すことはないだろう。
今に大きな天罰がくだるであろう。
私はそれを決して許さない。毎日のように泣いても怒っても心に胸な刻んで生きていく。
手を取り合って
幼い頃から押し付けられて育っているので、手を取り合って何かを成し遂げる、何かを自分で考え行動することができないまま育ってきた。
自分で好きな事に楽しんで進んで行動していたあの頃の自分。本当に楽しかった。
自由にできて、息苦しさがなくて、自然を感じることができて、本当に居心地よかった。
不安や恐怖、冷静や判断、注意や心配も、勿論あった。
顔や行動にわかるくらいに出ていたと思う。
そんな事があったから、きっと根に持たれていたのだろうとすぐにわかった。
私の生き方を阻む人がいることも。
常に葛藤はうまれていた。
周りからはわからないことを目に見えていた、目に見えているから、その苦しさは誰にもわからない。
行動をしたい気持ち
行動してもいいのかという気持ち
行動したら良いとか、全ては行動から始まる、とかいうけど、行動したら悪くなること、行動したらその人のためになるのか、とか、
そこの理解が今もだけれどわからない。
他者のことだから
とか、後は他者が決めて行動することだから
とか、色々悩まされてた挙句、
壊れたんだと思う。
結局、私はその手を取ることはできないと思う。
優越感も劣等感も私はそんな感情すら湧いてこなくなった。
そんな感情を思い出すだけで、いや、思い出したい自分もいるのは間違いない。
でもね、この家に住んでる限りはそんな感情を抱いていられない。抱いてしまうと緩さが出てくる。
今まで、現在もか。黒いものが上からいつでも狙えるように狙っているから。
毒されたカラスのように。
何をもって攻撃してくるのかはわからないし、知りたくもない。知ったところで解決できるようなことではないんでしょう?
だから、感情なんてあっても無駄なんだと思えるようになった。
でも、いつか感情が戻る時は必ず来る。と期待したい。
戻った時の喜びはかけがえのないもの。と思いながら、
今日も一日を終える。