ずっとこのまま時間が進まなきゃいいのに
ずっとこのまま
貴方は私だけを見ていてくれればいいのに
ずっとこのまま2人で居られれば良いのに
ずっとこのまま
幸せな気持ち続いてくれれば良かったのに
ずっとこのまま
貴方の全てを私が知っていたかったのに
貴方は既婚者、それでいて妻子持ち
貴方の心を揺らすことも出来ない私は
叶わない願いをただずっと願ってしまう。
どうかずっとこのままこの時間が続いて
私のことを好きになってくれれば良いのに。
はやく私も幸せにならないと
─────『ずっとこのまま』
寒いと君と手繋いで温まりたい
寒さが身に染みて
コタツで一緒に温まりたくなっちゃうね
─────『寒さが身に染みて』
「「乾杯!!」」
みんなで集まってワイワイするこの時が好き。
あの子は違うみたいだけど。
みんなとは少し離れた場所で
ソフトドリンクを飲んでるあの子に声をかける。
「つまらない?」
私の声を聞いて顔を上げる君は
少し不貞腐れた顔をしていた。
「俺だってあと1年で20歳だから
1年だけで先輩ぶらないでだって俺の彼女でしょ」
分かってるわかってるけど
可愛すぎませんか???
お酒を飲む私とソフトドリンクを飲んでる君
たった1年の差なのに法律での線引きがあって
お酒を飲んでる私に先輩ぶらないでなんて
可愛すぎるんですけど!
「もちろん!先輩ぶるなんてしないよ〜」
なんてにこにこした笑顔で言ったから
「そういうとこですよ!!」
あれ?
あの子を余計怒らせたみたい。
あーぁ早く来年にならないかな〜
私も結構楽しみにしてるの
君がお酒を飲む姿
─────『20歳』
今日は月が三日月ね。
私はあなたに恋しているけど
貴方にとって私は無数の星の1つにしか
見えてないんだろうね。
でもやっぱり満月の貴方が
私は好き
三日月はあなたの顔がよく見えないから。
─────『三日月』
子どもの心は透明で
何色にも染ってしまうことを知った。
両親の色に染まって
色んな人に染まって
自分だけの心の色が生まれるんだと思う
だから私と貴方とでは色が違うの
皆,色とりどりで誰ひとりとして
同じ色がないって素敵じゃない?
私ももっと色んな人と関わって
私の心に色付けで行きたい。
─────『色とりどり』