「今日は寒いねー手ぶくろ着けてお外でよっか?」
娘が元気な声で返事をする。
外に出ると寒さが肌を真っ赤にした。
「うゎ〜外ヒヤヒヤだね〜」
娘も私もマフラーも手ぶくろもし完全防備なのに
寒くて震えるくらいの気温だった。
娘の何周りも小さい手ぶくろを見て
可愛いと癒されながら
手を繋いで目的の場所まで歩いた。
─────『手ぶくろ』
君の声を聞かせてよ。
いつもみんなの顔を見て
意見に流されて
君の声聞いたことない。
変わらないものはないから
僕は君の声を聞きたいよ。
─────『変わらないものはない』
クリスマスなんて
ただのキリストの誕生日なだけで
ただの平日となんの代わりもない日
だけど何故だろう?
クリスマス君と過ごせたらなんて思ってしまう。
クリスマスはケーキを食べたり
クリスマスプレゼント渡しあったり
少しだけ特別な日を君と過ごしたいな。
─────『クリスマスの過ごし方』
イブの夜まで仕事だし
クリスマスツリーは飾ってないし
あのころの私たちと全然違うけど
変わってないところが一つだけあるよ。
あなたは分かってくれる?
正解はあのころからずっと私の隣にあなたが居ること。
イブの夜
特別なことはあまり出来てないけど
いつもより少し君の隣を詰めて座ってるの。
それが私にとって幸せで
来年も一緒にいられたら幸せです。
─────『イブの夜』
「サンタさんに何欲しいか書いた?」
2人の小さな子どもたちが元気よ返事をした。
「「うん!」」
「そのお手紙ママとパパが届けるから、
渡してくれる?」
嬉しそうな顔でニコニコしながら私に渡して
2人は遊びはじめた。
その日の夜
子供が寝静まったあと私と彼で
子供たちの欲しいものを確認する。
やっぱり覚えたての平仮名の解読は難しい。
2人で頭を悩ませながらしっかり読んだ。
長男は仮面ライダーのベルト
長女はクマのぬいぐるみが欲しいみたい。
しっかり読めて良かった。
サンタさんからプレゼント届くといいね。
─────『プレゼント』