冬は君と手を繋いで居たいな
─────『冬は一緒に』
世界は3:7で分けられてるんですよ。
陸が3で海が7
海の方が広いのになんでそっちに住まないのって話
誰かとした事ありますか?
私はありません。
今日の楽しみありますか?
私は全てやること終わったらゼリー食べること。
バイトって疲れますよね。
疲れてます。
でもお金のために働きます。
大変ですね。
今日も頑張りましょう。
─────『とりとめのない話』
一人暮らしに風邪は辛いから
予防しっかりしたのに
熱があって咳がひどくて
風邪をひいたなってわかった。
ピンポンと玄関の呼び鈴が鳴った。
そこに居たのは
私が密かに想いを寄せている彼がいた。
「え!うそ、、」
私は驚いた。
薬と食べやすいゼリーを
女友達に頼んだはずだったから。
友達が彼に連絡したらしい。
変な気を利かせて私の体温は変に急上昇。
なんだか頭が回らなくなってきて
私は意識を手放した。
彼が身の回りのお世話をしているとは知らずに
私は何時間も眠った。
─────『風邪』
「またあの子窓の外見てるよ。」
「天気予報に雪マークがあったからね。」
「ねぇ、まま!!雪まだ?」
可愛いあの子の声がする。
もう少しじゃない?
なんて言うとあの子は
ワクワクしながら雪を待っている。
その姿が可愛くて、思わず私は写真を撮る。
今年も雪が降るといいね。
─────『雪を待つ』
街がクリスマス一色になっている時
私はバイトで忙しい。
私は恋人なんて今年もできなくて、
両親は仕事、妹は友達と遊びに行っているので
家にいても何もやることがない。
イルミネーションなんてもう
インスタのストーリーで見るくらいで
私が見るイルミネーションは
木に申し訳程度で光るライトぐらいだ。
クリスマスなんて
ケーキとプレゼントと称したお金を貰えるくらいの
ちょっとしたイベントとしか思っていない。
来年こそはイルミネーションを恋人と見てみたい。
─────『イルミネーション』