僕は家の中では邪魔者扱い。
部屋の片隅で僕は音楽を聴いた。
イヤホンをして自分の世界に入る。
画面に映るたくさんの観客とペンライト
僕も歌いたい。聞いてもらいたい。
部屋の片隅で僕は夢を持った。
そして今僕の目の前には
数万人の観客とカラフルなペンライト
あの日夢を見た景色が僕の目の前にある
夢が叶うなんて嘘みたいだ
─────『部屋の片隅で』
彼女がいつも逆さなことを言ってたとしたら
彼女はもう落ちているだろう
彼女は悩みを言うと
いつも明るい言葉を返してくれた。
その言葉が逆さだった時
彼女は暗い言葉を私に言っていたことになる。
今まで気づかなかったけど
私も皆も彼女の顔を見ていない。
いや、見ていたけれど覚えていない。
思い出せなかった。
空を飛んでみたいと言ったあなたは今
きっと高いところで飛び降りていることだろう。
逆さまなことに気付けていれば
あの子はきっと助かったのに
─────『逆さま』
眠れないほど私は締め切りに追われてる
「先生締切は3日後ですよ!!」
そんな声も聞こえたが私はそれどころじゃなかった。
浮かんでこないんだ!!
アイディアがインスピレーションが湧いてこない
これじゃあなんにも書けない
私は寝ることを許されず
ずっと机に向かってる
こんなにも手が動かないなんて
大変だ眠れないほど締め切りはすぐそこに
─────『眠れないほど』
雲の上に乗ってのんびりと過ごせる夢と
魔法が使えるようになった夢とか
現実ではありえないけど
そんなファンタジーな世界をいつまでも夢見てる
「もう現実を見なさい」
なんて言われるけど
私だって現実を見てるし現実を過ごしてる
私に妄想,想像,夢くらい自由に見させてよ
─────『夢と現実』
もしもの話
私が何も覚えていられなくなっても
さよならは言わないでくれる?
あなたがもし私の知識だけに恋をしているなら
さよならは言わないで離れて欲しいの。
さようならを言われてしまうと
悲しくて何も出来なくなってしまうから
もしもの話
空っぽになった私でも好きでいてくれるなら
さよならは言わないで私のそばにいて欲しい
─────『さよならは言わないで』